北海道地方ESD活動支援センター

【開催報告】WEえべつ祭り2019 第二回おしごとたいけんキッズパーク ~えすでぃじーずを学んでSDGs調査隊員になろう!~

 北海道地方ESD活動支援センターでは、「WEえべつ祭り2019 第二回おしごとたいけんキッズパーク(主催:一般社団法人北海道中小企業同友会札幌支部江別地区会)」の中で、SDGsワークショップ「えすでぃじーずを学んでSDGs調査隊員になろう!」の企画運営を江別市にある酪農学園大学の学生の協力を得ながら行いました。SDGsワークショップについて報告します。

 

◆WEえべつ祭り2019概要

日 時:2019年9月29日(日)9:00~14:30
場 所:江別市立江別中央小学校
イベント全体の来場者:約1,200名(主に小学生)
主 催:一般社団法人北海道中小企業同友会札幌支部江別地区会
協 力:北海道地方ESD活動支援センター
内 容:江別市内の企業によるものづくり、販売、料理など様々な分野の職業体験イベント。お仕事体験をすると買い物コーナーで使用することができる通貨をもらえる。

◆SDGsワークショップの概要

ワークショップ名称:えすでぃじーずを学んでSDGs調査隊になろう!
ワークショップ実施団体:酪農学園大学、北海道地方ESD活動支援センター
ワークショップ来場者:約90名(学生等関係者を含めると約100名)

 ワークショップでは、参加者の方にSDGs図鑑(下の図。各ゴールの説明一覧)を配布。生活の身近なこと(ご飯の食べ残し)や自身が気になる問題とSDGsのつながりを参加者に考えてもらいました。また、誰もが社会を良い方向に変える力を持っていることについて具体例を交えながらお伝えました。

 

 

ワークショップ終了後、「SDGs調査隊員 認定証」と三色のシール(赤・青・黄)を参加者に配りました。参加者に、会場にあるポスターを見つけ、ポスターに書かれているアクションがどのSDGsに当てはまるか教えてね!と送り出しました。

 

 

 

 

 ポスター(右図)はイベント出展企業さんに「私たちの未来を考えた3つのアクション」について記入いただき、各ブースに掲示していただきました。
 SDGs調査隊員となった参加者は、ポスターに書かれているアクションがどのSDGsにつながるのか、自ら考え当てはまるであろうSDGsにシールを貼っていただきました。また、コメントが書けるように付せんの用意もしました。

 

 

 

 

 ポスターに貼られた合計356のシールの集計結果が左の図です。出展企業全体の取り組み分野の強みや弱みがみえました。

 

 

 

 

 

 SDGsという聞いたことがない言葉の中、ワークショップに参加してくれ、ここでの学びをイベント全体に広げてくれた参加者の皆さんありがとうございました。ポスターにシールが貼られていた状態をみたとき、私自身嬉しくなりました。
 SDGsはみんなで目指す目標であると同時に、地域の持続可能性を高めていくためのツールであると考えています。このワークショップの方法はいろいろなイベントで学びと実践という形で応用できると思いました。主催者の一般社団法人北海道中小企業同友会札幌支部江別地区会の皆さん、実施協力いただいた酪農学園大学の皆さん、本当にありがとうございました。(大崎)