政策コミュニケーション

政策コミュニケーション

政策の形成段階における官民間の意思疎通や情報伝達・交換や、実施、評価、改善など政策形成に至るさまざまな対話・参加のプロセスを、EPOでは「政策コミュニケーション」と呼んでいます。「政策コミュニケーション」には、情報公開や情報受発信、広報、説明機会、意見徴収、対話機会、委員会等への参画、政策提言、事業協働、政策協働等、多様な手法、形態を含んでいます。

EPO北海道では、政策コミュニケーションの促進に向けて、政策提言フォーラム、環境白書を読む会の場づくりや、パブリックコメント・ワークショップ(PCW)等の手法の開発・展開に取り組んでいます。また、道内自治体の環境基本計画等の策定状況を調べて公開しています。

道内自治体の環境基本計画等の策定状況(EPO北海道調べ)

 

「パブリックコメント・ワークショップ」とは?

「パブリックコメント」とは、行政が法令や計画などの重要な政策の形成に当たり、事前に案を公開し、広く市民から意見や情報を募集する手続きです。政策に関するさまざまな意見交換の場とともに、市民が政策形成に直接意見を表明できる重要な機会です。

EPO北海道では、政策に関心を持つ市民が行政担当者と意見交換を行い、対話をとおして内容を読み解き、自分の意見を整理し、意見提出をお手伝いする「パブリックコメント・ワークショップ」を随時開催しています。開催手法等を簡単なガイドラインにまとめてありますので、ご自由にご活用ください。

政策コミュニケーション 更新情報

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2024/06/19 政策コミュニケーション 【開催報告】連続企画「地域のための気候変動対策・自然再興とは?」第2回 エネルギー貧困とは何か?~誰ひとり取り残さない脱炭素社会への移行に向けて

「エネルギー(燃料)貧困(Energy/Fuel Poverty)」という言葉をご存知でしょうか?日本ではまだ社会課題としてあまり注目されていませんが、安全...

2024/05/20 政策コミュニケーション 【開催報告】連続企画「地域のための気候変動対策・自然再興とは?」第1回 小型風力発電をめぐる課題と自治体の対応

「2050年ゼロカーボン」の国家目標の下、再生可能エネルギー潜在量が国内最大の北海道はエネルギー基地としての役割が期待され、風力発電や太陽光...

2023/12/13 北海道生物多様性保全ダイアログ 【開催報告】次期北海道生物多様性保全計画についての意見交換会(札幌・オンライン 12/14)

北海道は2023年3月の「生物多様性保全国家戦略2023-2030」の決定を受け、「北海道生物多様性保全計画」の見直しを進めてきました。この検討にあた...

2023/09/26 北海道生物多様性保全ダイアログ 【開催報告】北海道生物多様性保全ダイアログ 第9回「なぜ自治体が生物多様性保全に取り組むのか~地域戦略の意義」

生物多様性保全はしばしば経済活動と対立的に扱われ、自治体政策における優先度は必ずしも高くありません。令和5年版環境白書によれば、生物多様性...

2023/09/20 北海道生物多様性保全ダイアログ 【開催報告】北海道生物多様性保全ダイアログ 第8回「地域の環境保全と再生可能エネルギーの両立をめざす道内自治体の取組」

再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)導入にともなう自然環境や景観の改変は全国各地で社会課題となっており、気候変動対策の阻害要因にもなっ...