【開催報告】2020年度地球環境基金助成金説明会 in 根釧
2020年度地球環境基金の助成金募集に関する説明会を浜中町で開催いたしました。
地球環境基金についてはこちらをご覧ください。
開催概要
日 時:令和元(2019)年10月26日(土)13:00~16:00
会 場:霧多布湿原センター 2階会議室(浜中町四番沢20)
参加者:NPO/NGO、社団・財団法人、任意団体等 24人
主 催:独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金部
協 力:認定特定非営利活動法人霧多布湿原ナショナルトラスト、環境省北海道環境パートナーシップオフィス
プログラム:
◆SDGsセミナー「SDGsを市民活動に活かすためには」
◆地球環境基金助成金について
・助成メニュー・募集について
・地球環境基金助成団体の声 北の里浜花のかけはしネットワーク(https://hamahirugao.jimdo.com/)
・助成金の申請書書き方講座
◆質疑応答・個別相談(希望者のみ)
イベントの詳細はこちらをご覧ください(環境ナビ☆北海道サイト)
http://enavi-hokkaido.net/event/index.html?event_id=0000013796
2020年度地球環境基金助成金の募集のお知らせ(締切 12/3)
http://enavi-hokkaido.net/modules/publicly/index.php?page=article&storyid=3552
内容
SDGsセミナー「SDGsを市民活動に活かすためには」
地球環境基金では、助成事業等を通じてSDGsの考え方を活用し、複数の目標を統合的に解決することを目指す団体を積極的に支援していくことにしています。
今回は北海道環境パートナーシップオフィスから、SDGsの基礎知識やポイント、またSDGsを実際に市民活動に取り入れる際の留意事項等を解説しました。
17のゴールへの紐付け(マッピング)にとどまらず、統合性・同時解決、包摂性、バックキャスティングといったSDGsの本質を理解し、活動に取り込んでいく必要性を問いかけ、関心や表面的な理解から一歩自身の活動に立ち返り考える場となりました。
地球環境基金助成金について
助成メニュー・募集について
独立行政法人環境再生保全機構から、2020年度地球環境基金助成金についての説明が行われました。地球環境基金助成金の概要や特徴、助成メニュー、対象経費、審査の重点項目等について説明を行った。今年から提出方法がインターネット上で申し込み受付に変更となったことが共有されました。
地球環境基金助成団体の声 北の里浜花のかけはしネットワーク
地球環境基金助成金を活用した道内の環境保全活動の事例として、東日本大震災にともなう津波被害と復興による沿岸の環境変化に対して、砂丘と海浜植物の保全による生態系保全に取り組むプロジェクトが紹介されました。地球環境基金による活動の具体的なイメージとともに、開催地周辺で関心の高い生物多様性保全に関し、専門家や地元関係者等さまざまな立場を巻き込んで活動する様子が、道内の等身大の活動事例として参加者の皆さんに共有されました。
助成金の申請書書き方講座
地球環境基金の要望書を記入する上での注意点とともに、成果を引き出す手法・考え方として、ロジックモデルについて解説しました。目標設定、アウトプット、アウトカム、といった概念が申請書を書くうえでのポイントとして伝わるよう解説されました。
申請書の書き方講座を終えた後、参加者からのご意見を受け付けました。
・アウトプット、アウトカム、上位目標という言葉が具体的にどのようなことに当てはまるのかが分かりにくく、「行為目標」、「成果指標」といった用語の方がわかりやすいのではないか。
配布資料
参考
〇地球環境基金助成金説明会 in 函館(平成30年度)
〇地球環境基金助成金説明会 in 旭川(平成29年度)