政策コミュニケーション

【開催報告】令和元年度環境白書を読む会~地域の未来を開く「地域循環共生圏」~

8月19日(月)、20日(火)の2日間、令和元年版環境白書を広く多くの皆さんに知っていただくために、札幌市と釧路市にて「令和元年度 環境白書を読む会」を開催いたしました。簡単にご報告いたします。

開催概要

札幌会場

日 時 2019年8月19 日 (月)14:00~17:00 (開場 13:30)
会 場 札幌市環境プラザ 環境研修室1・2
    (札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ公共4施設 2階)
対 象 行政職員、事業者、一般の方(参加費無料)
参加者 77名
主 催 環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)、
    NPO法人北海道環境カウンセラー協会、環境省北海道地方環境事務所、北海道
協 力 札幌市環境プラザ(指定管理者:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会)、
    札幌市

釧路会場

日 時 2019 年8月 20 日 (火)14:30~17:00 (開場 14:00)
会 場 釧釧路地方合同庁舎第1会議室(釧路市幸町10丁目3 釧路地方合同庁舎5階)
対 象 行政職員、事業者、一般の方(参加費無料)
参加者 44名
主 催 環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)、
    環境省北海道地方環境事務所、北海道

プログラム

1.SDGs(持続可能な開発目標)が自治体を変える
  講師:川久保 俊 准教授(法政大学デザイン工学部建築学科)
2.環境白書を読む会 令和元年版環境白書を読み解く~「地域循環共生圏」を中心に
  解説:岡野 隆宏 室長(環境省大臣官房環境計画課 企画調査室)
3.意見交換(札幌会場のみ)・質疑応答

案内チラシ(PDF)札幌会場釧路会場

内容

環境白書を読む会は、例年札幌市の1会場で実施しておりましたが、今年初めての試みとして、釧路市でも実施いたしました。釧路会場では釧路市身体障害者福祉センターの手話通訳者が出席され、講演の手話通訳を同時に行いました。

札幌会場では、NPO法人北海道環境カウンセラー協会に共催をいただき、また広札幌市環境プラザ(指定管理者:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会)、札幌市に広報のご協力をいただきました。ありがとうございました。

 

今年の環境白書のテーマは、「持続可能な未来のための地域循環共生圏-気候変動対策への適応とプラスチック資源循環の取組-」。
地域循環共生圏に深く関わっている持続可能な開発目標(SDGs)については、法政大学の川久保俊准教授をお招きし、「SDGs(持続可能な開発目標)が自治体を変える」を題材にお話をいただきました。講演では、SDGsの基礎情報としてSDGs策定の経緯や特徴について、その他国内外のSDGsへの取り組み状況や、自治体としてSDGsの達成に向けた取組方法や先行事例について解説いただきました。

その後、岡野室長より、地域循環共生圏を中心に令和元年版環境白書について解説をいただきました。今年度の環境白書は、「地域循環共生圏の創造」「気候変動影響への適応」「プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」の3章構成になっています。詳しくはこちらをご覧ください。

☆令和元年版環境白書https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r01/pdf.html

☆配布資料 令和元年版環境白書を読み解く 地域循環共生圏を中心として(PDF:5.56MB)

また、川久保准教授と岡野室長の講演終了後、参加者からの質疑応答を行いました。札幌会場は質問用紙に質問・意見を記入して回収する形式で行ったところ、大変多くの質問を寄せていただき、大盛況となりました。
内容については、以下のPDFに取りまとめていますのでご覧ください。

令和元年度環境白書を読む会(質疑応答)(PDF:186KB)

 

 

 

 

 

 

 

関連情報

過去に開催しました環境白書を読む会については、こちらからご覧いただけます。
・平成30年度 環境白書及び環境基本計画を読む会
 https://epohok.jp/act/info/9837
・平成29年版 環境白書を読む会
 https://epohok.jp/act/info/7587