政策コミュニケーション

【開催報告】「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」パブリックコメントワークショップ

 

 北海道庁が今年の12月までに策定を進める「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」について、参加者で読み解き、コメントを模造紙に書き込み、原案の理解を深めるためにワークショップを開催しました。参加者から寄せていただいたコメント等をPDFにまとめました。また、同じ内容をページの下の方に掲載しています。

 書き込みから起こしたものであるため、一部、解釈が難しい内容もあると思いますが、パブリックコメントに取り組む参考になれば幸いです。

「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」パブコメWS コメントなどのまとめ(PDF)

※「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」パブリックコメントの詳細は下記をご覧ください。
 北海道(総合政策部政策局計画推進課)のホームページ
 パブコメの締切は2018年10月10日(水)です。

 

開催概要

 名 称:「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」パブリックコメントワークショップ

 日 時:2018年10月2日(火)18:30~20:30

 会 場:札幌エルプラザ2階 会議室1・2

 主 催:環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)

 共 催:(公財)さっぽろ青少年女性活動協会 市民参画部市民参画課事業係

     (札幌市男女共同参画センター指定管理者)

 協 力:北海道

プログラム:

18:30 開会・参加者自己紹介

18:50  「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」について

    北海道総合政策部政策局計画推進課SDGs推進グループ 渡邊 訓男氏

19:30 ビジョンについて話し合おう!

    ※参加者一人ひとりがパブコメの機会を活用することをねらい、

     意見の素材を見つけ出すための対話を行いました。

20:15 まとめ

20:30 閉会

コメントなど一覧

「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」概要版 P

1 ビジョンの基本的な考え方

 ・「SDGs」は、すべての課外解決を網羅したものではないことを理解する必要あり

 ・まっているだけではなく、“自分で考える”ことがSDGsへのアプローチ

(4)SDGsの概要等

 ・「③SDGsへのアプローチ手法」のSDGsへのアプローチとは?

 ・本文P8のマッピングのところに「SDGsにどのような貢献ができるのか・・・把握しましょう」とあるが、多くの場合、SDGsに貢献したいというより、自分の関わる課題解決SDGsを使いたいと考えていると思うので、そういう方向で書かないとひびかない気がする

 

「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」概要版 P2

2 北海道取り巻く現状

(1)北海道の現状・課題

 ・現状分析は可能な限り169ターゲット枚にできればベスト

 ・ゴールが不明確→フォアキャストになる

 ・「②経済・産業 観光」シェアハウスのとりくみ

 ・目標達成へのコストの視点

 

「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」概要版 P3

(2)世界に誇れる北海道の価値と強み

 ・強みに基づいて推進のための戦略・戦術論を展開してほしい

 ・いつまでに、何を、どれぐらい達成するのか?どこが、どんな指標でチェックするのか。

 

「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」概要版 P4

.北海道のめざす姿と優先課題・対応方向性

 ・2019年北海道のめざす姿をみんなでさがそう!!

 ・SDGsの鍵は民主主義のプロセス

 ・目標達成へのコストの視点

(1)めざす姿

 ・1年後の会議でみんなで決めたい!

 ・「世界の中で輝きつづける北海道」はつかれる。ぴんとこない!←でも、「つづけ」ないと次へつながらない。どうつづけていくのか。

(2)優先課題と対応方向

 ・「Ⅲ 北海道野価値を活かした持続可能な経済成長」は。成長しつづけるのは難しいから「経済」

 

「(仮称)北海道SDGs推進ビジョン(原案)」概要版 P5

4 ビジョンの推進

 ・道庁はいろいろな計画が多すぎ!(特に環境)しかもそれぞれが連携しておらず単発で動いている。

  SDGsをキーワードに統合できないか。

(1)各主体の取組

 <道民>

 ・持続可能なライフスタイルってなんだろう?

 ・政治任せじゃだめ!!自分たちの生活に責任をもとう

 <企業>

 ・まだ、大企業は投資を目的とした活動が多く、各項目のつまみ食い的にみえる

 <地方自治体>

 ・発信だけではなく受信も重要。相方向のコミュニケーションがパートナーシップ構築につながる

(3)推進管理

 ・年に1回の見直しを    


 今回のパブリックコメントワークショップの進め方をまとめたガイドラインとして公開しています。EPO北海道では、今後も政策への市民意見の反映を目指したワークショップを続けていきます。

 ワークショップ開催にあたり、関係者の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。(大崎)

 

● ダウンロード用ファイル
   パブリックコメントWS 開催ガイドライン(PowerPoint文書:97kb)

※(参考)パブリックコメント
   環境省 http://www.env.go.jp/info/iken/
   政府「電子政府の窓口」 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public