北海道メジャーグループ・プロジェクト2022
プロジェクトについて
国連は、持続可能な社会づくりを達成するために、国連の動きにすべての市民が参加できるように9つのグループ、「国連メジャーグループ」を設けています。これは、1992 年の地球サミットで採択された「アジェンダ 21」により構成された、「女性」「子ども・若者」「先住民」「NPO/NGO」「地方自治体」「労働者・労働組合」「ビジネス・ 産業」「科学技術コミュニティ」「農業従事者」の9つのグループで、近年では「その他の 利害関係者」として「地域コミュニティ」「ボランティアと財団」「移民と家族」「お年寄りと障がい者」が加えられています。
北海道においても持続可能な社会づくりにおいて誰一人取り残さないことを目指し、「北海道メジャーグループ・プロジェクト2022」(事務局:北海道地方ESD活動支援センター、さっぽろ自由学校「遊」)を行います。
今年は各ステークホルダーごとにSDGs指標づくりを行います!
既にデータのあることやまだデータが存在しないこと、調査のしようがないこと、当事者にしか気づかないことなど様々な事柄がありますが、そうしたことの中から2~3個程度、当事者同士の対話(グループミーティング)を通して指標を作成します。これは指標のクオリティを追究するものではなく、対話や発信を通して各ステークホルダーの現状に気づいたり、「持続可能な社会」と現状のギャップについて考えるプロセスを大事にするものです。
※SDGs市民社会ネットワークによる地域SDGs指標プロジェクト助成を受けています
プロジェクト実施主体
チーム「北海道メジャーグループ・プロジェクト2022」
【参加団体】(一部仮)
①女性 :担当団体 札幌市男女共同参画センター
②子ども・若者(ユース):担当団体 北海道地方ESD活動支援センター
③ビジネス・産業(企業):担当団体 中小企業家同友会産学官連携研究会「HoPE」
④障がい者 :担当団体 DPI北海道ブロック会議
⑤地域コミュニティ :担当団体 NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト
⑥農業従事者 :担当団体 メノビレッジ長沼
⑦NPO/NGO :担当団体 北海道NGOネットワーク協議会
⑧研究者 :担当団体 2050年委員会:北海道研究者有志の会(仮)
(事務局:北海道大学大学院環境科学院環境起学専攻実践環境科学コース)
⑨協働組合 :担当団体 ワーカーズコープ・センター事業団北海道事業本部
⑩先住民族
プロジェクトの活動内容
キックオフミーティング(7月)
今年のメジャーグループプロジェクトの始動を発信する会です。指標づくりについて学び、これからプロジェクトを通して実施することについてすり合わせます。
グループミーティング(9月~2月)
各ステークホルダーに分かれて、持続可能な北海道をつくるための指標づくりを行います。作成した指標の正しさに必ずしもとらわれず、作るプロセスを大切にしながら対話を行います。
全体ミーティング(3月)
グループミーティングでの対話プロセスや結論を発表します。発表を通して自分とは違うステークホルダーの現状や視点について気づき、持続可能な社会を共につくるためにできることを考えます。
過去のメジャーグループ・プロジェクト
2021年概要 https://epohok.jp/act/info/13856
2020年概要 https://epohok.jp/act/info/12377
2020年プロジェクト報告書 https://epohok.jp/wp-content/uploads/2022/01/HokkaidoMGP2020Report.pdf(18.9MB)