行政(環境省)の環境情報

第22回「環境コミュニケーション大賞」募集について(締切 11/5)

環境コミュニケーション大賞は、優れた環境報告書等を表彰することで、事業者を取り巻く関係者との環境コミュニケーションを促進し、もって環境への取組が一層活性化することを目的に、環境省及び(一財)地球・人間環境フォーラムが主催する表彰制度です。
受賞者には、受賞のPRに活用いただけるロゴマークを提供するほか、全応募者に報告書の内容に関するフィードバックを個別に送付します。
表彰は、事業者の環境報告書などを対象とする「環境報告書部門」とエコアクション21認証・登録事業者の環境経営レポート(環境活動レポート)を対象とする「環境経営レポート部門」の2部門で開催します。
本年度は平成30年11月5日(月)まで募集し、有識者による審査を経て、大賞、優秀賞等の受賞者を決定します。受賞作品は、来年2月上旬に発表予定です。

<概要>

SDGs(持続可能な開発目標)やパリ協定に象徴される持続可能な社会への移行を促進する国際的枠組みが確立されつつあり、環境・経済・社会課題の統合的な解決を目指すことが求められています。

この要請に応えるために、中長期の視点で経営戦略を立て、バリューチェーン全体で実践していく事業者が増えており、この動きは、バリューチェーン上のあらゆる規模の事業者に影響を与えています。

このような中で、環境報告書などが有するコミュニケーション機能の役割はより大きなものとなっています。ESG投融資が活発化し、多様化する報告要請に事業者が的確に応え、自らの持続的成長のチャンスとするためにも、環境コミュニケーションの一層の創意工夫が求められています。

環境省及び一般財団法人地球・人間環境フォーラム主催の「環境コミュニケーション大賞」は、CSR報告書や統合報告書などを含む、優れた環境報告書や環境経営レポート(環境活動レポート)を表彰することで、事業者を取り巻く関係者との環境コミュニケーションを促進し、もって環境への取組が一層活性化することを目的としております。

こうした状況を踏まえ、「環境コミュニケーション大賞」では、環境報告書等や環境経営レポートの作成・公表を通じて、環境コミュニケーションに積極的に取り組む事業者からの応募を受けて、優れた作品を表彰、公表することにより、事業者における時勢に即した環境コミュニケーションの取組の拡がりと、情報開示の質的向上を図ってまいります。

<第22回環境コミュニケーション大賞の実施方法等について>

主催:環境省、一般財団法人 地球・人間環境フォーラム

協賛:一般社団法人 サステナビリティ情報審査協会

協力:日本公認会計士協会、一般財団法人 持続性推進機構

後援:全国中小企業団体中央会、日本商工会議所

公益社団法人 経済同友会、一般社団法人 日本経済団体連合会

株式会社 東洋経済新報社、株式会社 日本取引所グループ

1.表彰部門・賞の種類

環境報告書部門

○大賞

・環境報告大賞

第22回環境コミュニケーション大賞環境報告書部門への応募作品で、SDGs、パリ協定やTCFDによる最終報告など、持続可能な社会の形成と気候変動への対応について積極的に経営の戦略として取り組んでいることを明らかにするなど、最も優れた環境報告書。

・持続可能性報告大賞

環境報告書として優れていることに加え、持続可能性の視点から社会的側面に関する記述に最も優れた報告書。

・地球温暖化対策報告大賞

温室効果ガスの削減、その他気候変動対策について、斬新かつ具体的な数値目標を示して取組を進める企業により作成され、その取組を社会に広く伝える工夫を行っている最も優れた報告書。

○優秀賞

・環境報告優秀賞

・持続可能性報告優秀賞

・地球温暖化対策報告優秀賞

・生物多様性報告特別優秀賞

・信頼性報告特別優秀賞

環境に関する取組についての情報発信の信頼性・透明性向上に特段の努力が見られる報告書。

・審査委員会特別優秀賞

新しい国際的なレポーティングの枠組みに対し積極的に取り組んでいる報告書や、バリューチェーン・マネジメント、ダイバーシティ・ポリシー、情報の質の担保等において特に優れた報告書。

○環境配慮促進法特定事業者賞

環境配慮促進法の特定事業者により作成された優れた環境報告書。

○優良賞

一定水準以上の優れた報告書で、同業他社や同等の事業規模の事業者間で模範となる優良な報告書(55~60点程度)。

優良賞においては、事業規模・業種業態を勘案し、報告年度の連結決算売上高等を踏まえ4つのグループに分けて選考します。また、自治体やサイト単位の環境報告書も対象とします。

環境経営レポート部門

○大賞

第22回環境コミュニケーション大賞環境経営レポート部門への応募作品で、最も優れた環境経営レポート(環境活動レポート)。

○優秀賞

大賞に準ずる優れた環境経営レポート(環境活動レポート)。

○優良賞

一定水準以上の優れた環境経営レポート(環境活動レポート)で、同業他社や同等の事業規模の事業者間で模範となる優良な環境経営レポート(環境活動レポート)。(15~25点程度)

○新人賞

エコアクション21の認証取得4年未満(平成26年10月1日以降に認証取得)の事業者が発行しているレポートのうち、特に優れている環境経営レポート(環境活動レポート)。(2~3点程度)

2.募集対象

(1)環境報告書部門

平成29年11月から平成30年10月までに発行された「環境報告書(CSR報告書、統合報告書なども含む。環境報告が行われている報告書であれば、名称は問いません。)」を対象とします。

工場、事業場、支店などのサイト単位で発行した「サイトレポート」も応募できます。

(2)環境経営レポート部門

エコアクション21認証・登録制度により認証・登録を受けた事業者が、平成29年11月から平成30年10月までに発行した環境経営レポート又は対象期間が1年以上ある環境活動レポートを対象とします。

3.応募資格

応募対象としている環境報告書/環境経営レポート(環境活動レポート)を発表している法人であれば特に制限はありません。自治体や学校など、営利企業以外でも応募可能です。

4.応募期限

平成30年11月5日(月)消印有効

5.選考方法及び選考基準等

別添の「募集要項」を御覧ください。

6.結果発表

平成31年2月上旬

7.表彰式

平成31年2月20日(水)に品川プリンスホテルで開催予定です。

8.応募先・問合せ先

第22回環境コミュニケーション大賞 事務局

(株式会社ダイナックス都市環境研究所内)

担当:小池・北本・鈴木・佐久間

〒105-0003 東京都港区西新橋2-11-5 TKK西新橋ビル3F

TEL:03-3580-8221

E-mail:eco-com22@dynax-eco.com

添付資料

連絡先
環境省大臣官房環境経済課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8229
課長   西村 治彦 (内線6260)
課長補佐 菅生 直美 (内線6263)
担当   今泉 由紀子(内線6286)

 

引用:http://www.env.go.jp/press/106035.html