気候市民会議の「報告書 速報版」がまとまりました
世界的に早急な対策が求められている気候変動(地球温暖化)問題に対して、札幌市は2020年2月、「2050年までに市内における温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出量を実質ゼロにする」という目標を宣言しました。この先数十年間で、経済・社会のしくみから、交通を始めとする都市づくり、自然との関係、私たちのライフスタイルに至るまで、あらゆる事柄で大きな転換と変容が求められます。
札幌は「温室効果ガス排出実質ゼロ」に向けた変化を、具体的にどのように遂げていくべきでしょうか。この問題を話し合うため、札幌市民全体の縮図となるよう無作為抽出(くじ引き)で募った市民20人*による「気候市民会議さっぽろ2020」を開きました。
この度、4回にわたってオンラインで開催した気候市民会議さっぽろ2020の報告書がまとまりました。下記のリンクからダウンロードしてご覧ください。
開催概要
日時:2020年11月8日(日)、22日(日)、12月6日(日)、20日(日) いずれも13:00〜17:00
オンライン開催:会議はすべてオンライン上のビデオ会議(Zoom)で行います
参加者:20人
札幌市の住民基本台帳から無作為抽出した16歳以上の方、3,000人に案内状を送付し、応募者の中から年代・性別などの構成が札幌市全体の縮図となるよう抽選します
テーマ:札幌は、ゼロカーボン都市(温室効果ガス排出実質ゼロのまち)への転換をどのように実現すべきか?
結果の活用:議論の結果は、札幌市で策定中の新しい気候変動対策行動計画の検討過程に参考意見として届けられるほか、札幌における気候変動対策やまちづくりの議論に生かしていただけるよう、報告書の形で公表します
実施体制:
主催 気候市民会議さっぽろ2020実行委員会
・論点や情報提供の構成など、会議の企画・運営については、関連する各分野のアドバイザー、協力者等の助言を受けつつ進めます
協力 札幌市、公益財団法人北海道環境財団、RCE北海道道央圏協議会
後援 北海道、環境省北海道地方環境事務所
*参加者は当初、30人を予定していましたが、応募状況に基づいて年代・性別などのバランスをとるため、20人を選出させていただきました。
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