自治体国際化協会多文化共生課では、災害時の外国人支援を担当する地方自治体や地域国際化協会など関係者向けに整備している「災害時多言語表示シート」に、公共交通機関等で活用できる訪日旅行者支援用の文例を追加するなど充実を図りました。
同シートは、クレアのホームページから誰でも簡単操作で作成でき、日本語、やさしい日本語、12言語(英語、ロシア語、スペイン語、タガログ語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国・朝鮮語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、タイ語、ポルトガル語、ミャンマー語)の中から、災害時の状況に応じて言語を選び、最多5つの言語で表示できる外国人向けの情報提供(支援)ツールでございます。
クレアが2006年度に整備し、東日本大震災等の経験を踏まえて2016年度に内容を充実するなどリニューアルしましたが、公共交通機関で活用できるような訪日旅行者支援のための文例を追加して欲しいといった地方自治体の要望や、昨年の大阪北部地震や北海道胆振東部地震などの際に訪日旅行者への情報提供が課題としてクローズアップされたことなどを踏まえて、訪日旅行者支援用の文例や気象関係の文例などを追加いたしました。
災害時に活用するためには平時からの準備や活用が重要であるとして、クレアでは訓練等を通じて平時からの積極的な活用について広報啓発しております。
「災害時多言語表示シート」作成ツールはこちらをご覧ください。
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<お問い合わせ先>
自治体国際化協会多文化共生課
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