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【参加報告】「シリーズ2℃未満の道 Vol.9 パリ協定がめざす未来 世界と日本の歩む道」

 3月24日に札幌で開催された「シリーズ2℃未満の道 Vol.9 パリ協定がめざす未来 世界と日本の歩む道」(主催:NPO法人北海道グリーンファンド)に参加しました。簡単ではありますが、講演内容を報告します。

概要

日時:2018年3月24日(土)14:30~16:30

場所:札幌駅前ビジネススペースA(札幌市)

主催:NPO法人北海道グリーンファンド

協力:札幌市、札幌市環境プラザ(指定管理者:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会)、さっぽろ地球温暖化対策地域協議会、NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼ

後援:公益財団法人 北海道環境財団、環境省北海道環境パートナーシップオフィス

内容

「パリ協定がめざす未来 世界と日本の歩む道」 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン) 山岸 尚之 氏

 

 始めに、パリ協定に関する基礎知識などが説明されました。次に、多くの国・都市・企業などで従来の化石燃料からの投資撤退の動き(ダイベストメント)が始まっており、再生可能エネルギー活用に急速に移行していることが説明されました。

 日本の取り組みについても説明されました。日本のCO2排出量は、1990年からリーマンショックを除いて大きな減少が見られないことが説明され、日本には再エネ普及を阻む課題が複数あることが指摘されました。一つ一つ課題を乗り越えて、日本でも高い技術力を生かした再生可能エネルギーの開発が進むことが期待されます。

 山岸さんは、私たちが気候変動に対して出来ることは、気候変動に関心を持っている銀行・投資先、商品、電気、政治などを「選ぶ」ことだと参加者に呼び掛けました。

 貴重な機会を提供してくださったNPO法人北海道グリーンファンドの皆様、講演をしていただいた公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)の山岸氏にお礼申し上げます(渡辺)。