「第7回全国ユース環境活動発表大会」の募集開始について
優良な取組を行っている高校に対しては、環境大臣賞等を授与します。
応募対象内容は、地球温暖化対策、生物多様性の保全、自然共生、資源循環など「環境」に関わる活動であって「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標達成にも資する活動です。
本年度は、「web発表大会」形式で開催します。応募希望校は、10月上旬に開設する大会ホームページから、令和3年11月15日(月)18:00までに、発表動画を投稿ください。
過去の受賞活動はコチラ
https://www.erca.go.jp/jfge/youth/topics/past_jigyou.html
1. 大会の目的
今日の世界は、気候変動問題、海洋プラスチックごみ問題、生物多様性の損失といった地球環境の危機に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という新たな危機に直面しています。これらの危機は相互に関連しており、この星に生きる全ての生き物にとって避けることのできない喫緊の問題です。また、地域に目を向けると、少子高齢化、人口減少、そして人口の地域的な偏在の加速化等が進んでおり、これらは地域コミュニティの弱体化を招き、地域の環境保全の取組にも深刻な影響を与えています。
こうした現状は、環境・社会・経済のそれぞれの課題は、複雑多岐に連関していることを表しており、環境課題の解決は他の社会課題との統合的な同時解決が不可欠となってきています。
一方で、2050年代の社会を創る高校生等のユース世代が、全国各地で、社会課題解決のためにはつらつと実践活動を日々展開しています。このような、未来を創るユース世代の活動について、優れた環境活動事例を発表する場を設けるとともに、表彰等を行うことによって、しっかりと実践活動をサポートしていきます。「全国ユース環境活動発表大会」は、それらの取組を通じて、持続可能な地域循環共生圏を実現することを目的としております。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐ必要から、2021年度は「Web発表大会」の形式で大会を実施します。「Web発表大会」では、応募団体から提出された発表動画をもとに審査・投票を行い、各賞の受賞団体を決定します。
また、これまで大会の一環として実施してきた「全国ユース環境フォーラム」についても、「オンライン研修・交流会」の形式で実施します。
2. 実施内容
(1)全国ユース環境活動発表大会(地方大会)の実施
全国8地区で環境活動を行っている高校生等を対象に環境活動の事例を募集し、提出された発表動画のうち、一次審査で選考されたものを審査する地方大会(地方審査会)を令和3年12月に実施します。同大会において、優れた活動発表を行った団体に対しては、地方大会最優秀賞等の授与を行います。
また、地方大会最優秀賞及び特別賞(高校生選考賞)の受賞者は、全国ユース環境活動発表大会(全国大会)に出場します。
※8地区は、北海道地方、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方、 中国地方、四国地方、九州地方(沖縄含む)とします。各地方大会(地方審査会)の対象地域は以下の通りです。
北海道地方大会 (北海道)
東北地方大会 (青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
関東地方大会 (茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県)
中部地方大会 (富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県)
近畿地方大会 (滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、 和歌山県)
中国地方大会 (鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
四国地方大会 (徳島県、愛媛県、香川県、高知県)
九州・沖縄地方大会 (福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
(2)全国ユース環境活動発表大会(全国大会)の実施
全国8地区の地方大会から審査委員による選考等を経た高校生等の発表動画を審査する全国大会(全国審査会)を、令和4年2月(予定)に実施します。同大会において、優れた団体に対しては、環境大臣賞等の授与を行います。
(3)オンライン研修・交流会の実施
地域循環共生圏やSDGsの考え方に基づき、環境・経済・社会にわたる統合的な課題解決について考えるための参加高校向け研修用映像を作成し、令和3年12月にWeb上で公開します。
研修用映像も活用して持続可能な活動や地域・社会づくりをテーマに、全国大会出場校間で議論を行うオンライン交流会を令和4年2月に実施予定です。
なお、(1)~(3)を通して新型コロナウイルス感染症の感染状況に配慮した運営方法で実施します。
3. 実施主体
○主催:全国ユース環境活動発表大会実行委員会
(環境省/独立行政法人環境再生保全機構/国連大学サステイナビリティ高等研究所)
○後援:読売新聞社
○協力:地方環境パートナーシップオフィス(EPO)、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、ESD活動支援センター
○協賛:キリンホールディングス株式会社、協栄産業株式会社、
SGホールディングス株式会社、株式会社タニタ
4. 応募資格
(1)高校生等による環境活動を応募の対象とします。
※ 全国の高等学校、高等専門学校(高等学年)、中等教育学校(4~6年生)の部活動、委員会、有志団体など。
※ 高校等を通じての応募とします。
(2)1つの高校等から複数団体、1つの団体から複数テーマの応募も可とします。
(3)環境活動の実践者が高校生等であれば、学校以外の環境活動団体や地域団体などからの応募も可とします。
5. 応募内容
(1)地球温暖化対策、生物多様性の保全、自然共生、資源循環など「環境」に関わる活動であって「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標達成にも資する活動とします。
(2)授業での課題研究なども応募可とします。
(3)過去の受賞歴、未発表・既発表は問いません。
※ ただし、今年度、前年度に、いずれかのコンクールにおいて「環境大臣賞」を受賞した同一の活動は不可とします。
6. 応募方法
(1)応募方法
① 応募希望校は、令和3年9月に全国の学校に送付する環境情報誌「全国ユース環境ネットワークVOL.13」、及び10月上旬に開設予定の大会ホームページに掲載する募集要項を元に、事務局へメール又はFAXで資料を請求してください。
② 資料請求のあった学校に対し、事務局より実施要領、応募書類などを送付します。
③ 発表動画及び応募書類は、募集要項の公開から応募締切りまでの期間に、大会ホームページより提出してください。
④ 事務局連絡先:独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金内
全国ユース環境ネットワーク事務局
TEL: 044-520-9505
FAX: 044-520-2192
Email: youth@erca.go.jp
HP: https://www.erca.go.jp/jfge/youth/index.html
※ なお、提出された書類は返却不可とします。
(2)応募締切り
令和3年11月15日(月)必着
7. 全国大会・地方大会の審査方法
全国大会・地方大会それぞれに外部有識者等による審査委員会を設置し、委員による審査を実施し
ます。
8. 審査基準
環境活動の内容について、以下の観点から総合的に評価。
-
自主性 高校生が自主的・主体的に企画・実践したものであるか。
-
着眼点 社会課題の解決が起点になっているか。
-
協働 多様な人と協力・協調して解決しようとするアプローチがあるか。
-
改善度 これまでの成果や失敗を本年度の改善に繋げているか。
-
発信力 活動の内容や成果を他者に分かりやすく伝えているか。
-
SDGs観点 持続可能な開発目標(SDGs)に資するものであるか。
9. 表彰等
発表大会当日、優れた活動発表を行った団体に対し以下の表彰を行います。
①全国ユース環境活動発表大会(地方大会)
○ 地方大会最優秀賞 ※ 全国大会出場校
○ 特別賞(高校生選考賞) ※ 全国大会出場校
○ 審査委員特別賞
○ 特別賞(先生選考賞)
○ 協賛企業特別賞
○ 優秀賞
②全国ユース環境活動発表大会(全国大会)
○ 環境大臣賞
○ 環境再生保全機構理事長賞
○ 国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞
○ 読売新聞社賞
○ 特別賞(高校生選考賞)
○ 特別賞(先生選考賞)
○ 優秀賞
連絡先
環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-3406-5181
- 室長杉井 威夫
- 室長補佐高橋 尚子