報告書「ナッジとEBPM ~環境省ナッジ事業を題材とした実践から好循環へ~」の公表について
この度、ナッジとEBPMをテーマに日本版ナッジ・ユニットBEST(事務局:環境省)で議論した内容を報告書にとりまとめましたので公表いたします。
1.背景
ナッジ(英語nudge:そっと後押しする)やブースト(英語boost:ぐっと後押しする)をはじめとする行動科学の知見(行動インサイト)に基づく取組が政策として、また、民間に早期に社会実装され、自立的に普及することを目標に、環境省のイニシアチブの下、平成29年4月に日本版ナッジ・ユニットBEST(Behavioral Sciences Team)が発足いたしました。BESTは、関係府省等や地方公共団体、産業界や有識者から成る産学政官民連携のオールジャパンの取組です。(事務局:環境省)
この度、日本版ナッジ・ユニットBESTではナッジとEBPM(※1)をテーマに議論を行い、報告書にとりまとめました。
BESTでは、環境省ナッジ事業(※2)をはじめとするナッジの実践事例をEBPMの観点から議論することによりナッジを適正に推進するとともに、EBPMの好事例を創出してEBPMの一層の推進に繋げていくという好循環を実現することが重要であると考えています。
※1 エビデンス(根拠)に基づく政策立案 Evidence-based Policymaking
※2 低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)等による家庭等の自発的対策推進事業
なお、この報告書は、中央省庁や地方公共団体の行政官や実務家はもとより、広く多くの方々に知っていただけることを第一に、なるべくわかりやすく簡潔にまとめることを心掛けました。ナッジや日本版ナッジ・ユニットBESTの取組についてより詳しく知りたい方は、以下のウェブサイトにある年次報告書や会議資料を御覧ください。
▶ 日本版ナッジ・ユニットBESTウェブサイト
www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge.html
2.報告書の構成(目次)
はじめに
1.ナッジとEBPMについて
2.環境省ナッジ事業について
3.提言:日本版ナッジ・ユニット連絡会議での論点より
4.環境省ナッジ事業の成果の社会実装
5.環境省ナッジ事業以外の取組への応用
6.日本版ナッジ・ユニット連絡会議での発言から
7.日本版ナッジ・ユニット連絡会議参加者・組織一覧
3.添付資料
当報告書については、下記の環境省ウェブページから御覧ください。http://www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/EBPM.pdf
報告書「ナッジとEBPM~環境省ナッジ事業を題材とした実践から好循環へ~」
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ライフスタイル推進室
代表03-5521-3351
直通03-5521-8341
室長菊池 圭一(内線 6725)
室長補佐池本 忠弘(内線 6731)
担当舛田 梓静(内線 6793)
引用:https://www.env.go.jp/press/109068.html