国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2020」の実施について
1.国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2020」について
(1)趣旨
生物多様性条約事務局は、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の青少年、子どもたちの手でそれぞれの学校や地域等で植樹等を行う「グリーンウェイブ」への参加を呼びかけています。
世界各地において、5月22日の午前10時(現地時間)に植樹などを行うことにより、この活動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。
(2)実施期間
令和2年3月1日(日)~6月15日(月)
(3)主唱
環境省、農林水産省、国土交通省、国連生物多様性の10年日本委員会
(4)参加方法
国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2020」に参加いただけるグループ・団体は、以下の流れに沿って活動を実施していただきます。
①グリーンウェイブ活動の計画づくり
②参加登録
③活動の実施
④活動結果の報告
参加登録及び活動結果の報告については、以下のウェブサイトから行ってください。併せて、「グリーンウェイブ」への呼びかけを更に強化するため、引き続きオフィシャル・パートナーを募集しています。詳細は以下のウェブサイトを御確認ください。
(5)グリーンウェイブの対象となる活動
森林や樹木等とのふれあいを通じて生物多様性の理解や普及啓発につながるグループ・団体活動です。具体的には以下のとおりです。
① 植樹
② 森林や樹木等の保全、手入れ(植樹した樹木への水やり、里山の管理等)
③ 森林や樹木等とふれあう活動(イベント等)
④ ①~③の活動のための苗木・資材の提供
⑤ ①~③の活動のための場所の提供
⑥ ①~③の活動のための技術指導や情報提供
⑦ ①~⑥の活動のための協賛等、行事への協力
⑧ グリーンウェイブ活動の呼び掛け、とりまとめ
⑨ その他
2.MY行動宣言の推進について
UNDB-Jでは、生物多様性の主流化に向けて、国民一人ひとりが生物多様性との関わりを日常の暮らしの中でとらえ、実感し、生物多様性を守るために自分たちができるアクション(「たべよう」、「ふれよう」、「つたえよう」、「まもろう」、「えらぼう」)を宣言する「MY行動宣言(5つのアクション)」の取組を推進しています。
グリーンウェイブの取組は「ふれよう」、「まもろう」等に該当しており、グリーンウェイブの取組を通じて、参加者一人ひとりが生物多様性の保全と持続可能な利用について考えて行動して頂けるように、登録団体の責任者の皆様には、参加者の皆さまに植樹等の取組の重要性と併せて、グリーンウェイブの植樹等の取組はMY行動宣言の一部である旨御説明いただき、宣言を促していただければ幸いです。
※MY行動宣言の詳細については、以下ウェブサイトを御覧ください。
(ウェブサイト)http://undb.jp/action/
3.「グリーンウェイブ」全般、MY行動宣言に関するお問合せ先
国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)事務局
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室(担当:槙島・舟田)
Tel:03-5521-8150 Fax:03-3591-3228
E-mail:SHIZEN-SUISHIN@env.go.jp
【参考】
○国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ
連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8150
- 室長山本 泰生(内線 6661)
- 室長補佐槙島みどり(内線 6666)
- 担当舟田 成登(内線 6668)