第3期教育振興基本計画が閣議決定されました
文部科学省は、第3期教育振興基本計画について、平成30年6月15日に閣議決定がなされましたので、お知らせいたします。
文部科学省HP
第3期教育振興基本計画(平成30年6月15日閣議決定・対象期間:平成30年度~平成34年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/keikaku/detail/1406059.htm
◯第3期教育振興基本計画
このうち、計画本体の「第2部 今後5年間の教育政策の目標と施策群」のなかで「今後の教育政策に関する基本的な方針」のひとつめである「1.夢と志を持ち,可能性に挑戦するために必要となる力を育成する」ための下記目標においてESDやユネスコスクールに関する施策が記載されています。
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・主として初等中等教育段階における
目標(1)「確かな学力の育成」(p.49)、目標(2)「豊かな心の育成」(p.52)
「我が国がESDの推進拠点として位置付けているユネスコスクールの活動の充実を図り,好事例を全国的に広く発信・共有する。また,地域の多様な関係者(学校,教育委員会,大学,企業,NPO,社会教育施設など)の協働により,ESDの実践・普及や学校間の交流を促進するとともに,ESDの深化を図る。これらの取組を通して,持続可能な社会づくりの担い手を育む。」
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・主として高等教育段階における
目標(4)「問題発見・解決能力の修得」(p.57)
「地域の多様な関係者(学校,教育委員会,大学,企業,NPO,社会教育施設など)の協働によるESDの実践を促進するとともに,学際的な取組などを通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に資するようなESDの深化を図る。これらの取組を通して,地球規模課題を自らの問題として捉え,身近なところから取り組む態度を身に付けた持続可能な社会づくりの担い手を育む。」
<参考>
第2期までの教育振興基本計画とESD関連の記述
http://www.mext.go.jp/unesco/004/1339972.htm