2018年国立公園の訪日外国人利用者の動向について
環境省では、政府が2016(平成28)年3月に取りまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき、国立公園の訪日外国人利用者数を2020年までに1000万人とすることを目標として「国立公園満喫プロジェクト」を推進しています。
環境省の調査の結果、2018(平成30)年の国立公園の訪日外国人利用者数が、約694万人と推計されました。国立公園全体(全34公園)で前年比約15.7%増となり、2016(平成28)年の国立公園満喫プロジェクト開始以来最大の伸びとなりました。
また、環境省が2018年度に実施した、国立公園を訪問した訪日外国人利用者へのアンケート調査において、国立公園における滞在の満足度が全体的に向上する等の結果が見られました。
1000万人目標の達成に向け、引き続き、受入環境の整備や海外への魅力の発信等を行い、自然の保護と利用の好循環の実現を目指していきます。
環境省の調査の結果、2018(平成30)年の国立公園の訪日外国人利用者数が、約694万人と推計されました。国立公園全体(全34公園)で前年比約15.7%増となり、2016(平成28)年の国立公園満喫プロジェクト開始以来最大の伸びとなりました。
また、環境省が2018年度に実施した、国立公園を訪問した訪日外国人利用者へのアンケート調査において、国立公園における滞在の満足度が全体的に向上する等の結果が見られました。
1000万人目標の達成に向け、引き続き、受入環境の整備や海外への魅力の発信等を行い、自然の保護と利用の好循環の実現を目指していきます。
国立公園訪日外国人利用者数の推計の概要
・本調査は、観光庁の「訪日外国人消費動向調査」及び日本政府観光局(JNTO)が公表する「訪日外国人旅行者数」のデータをもとに推計したもの。
・2018(平成30)年(1~12月)の国立公園の訪日外国人利用者数は約694万人と推計。
・国立公園全体で前年比94万人増(15.7%増)となり、国立公園満喫プロジェクト開始以来最大の伸びとなり、全国の訪日外国人旅行者数の伸び率(8.7%増)を上回った。
国立公園の質の指標に係る調査結果の概要
・本調査は、環境省が、2018(平成30)年5月~2019(平成31)年2月の間、国立公園満喫プロジェクトにおいて先行的・集中的に取組を行う8公園(※1)及び8公園に準じる3公園(※2)を訪問した訪日外国人利用者を対象に、満足度・旅行消費額・宿泊日数等のアンケートを行ったもの。
・滞在全体の満足度は、7段階で最も高い”大変満足”の割合が48.5%(昨年度38.1%)、不満を感じた割合は3.6%(昨年度4.5%)となるなど、全体的に満足度が向上したほか、宿泊日数がやや伸びる傾向が見られた(※3)。
※1:阿寒摩周、十和田八幡平、日光、伊勢志摩、大山隠岐、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、慶良間諸島
※2:支笏洞爺、富士箱根伊豆、中部山岳
※3:2017年度と2018年度の調査は、調査対象の公園や時期等の違いがあり単純な比較はできない点に留意
添付資料
- 2018年国立公園の訪日外国人利用者動向について [PDF 1.5 MB]
- (参考)国立公園訪日外国人利用者数の推計について [PDF 300 KB]
- (参考)質の指標に係る2018年度の調査結果(国立公園訪問者アンケート)について [PDF 2.0 MB]
連絡先
環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室
- 代表 03-3581-3351
- 直通 03-5521-8271
- 室長 井上 和也 (内線 6641)
- 室長補佐 谷垣 佐智子(内線 6642)
環境省自然環境局国立公園課
- 代表 03-3581-3351
- 直通 03-5521-8277
- 課長 中尾 文子(内線 6440)
- 専門官 滝澤 玲子(内線 7440)