【参加報告】「エコと防災ミニメッセ」
3月15日に札幌で開催された「シリーズ2℃未満の道 Vol.8 エコと防災ミニメッセ」(主催:NPO法人北海道グリーンファンド)に参加しました。内容を簡単に紹介します。
概要
日時:2018年3月15日(木) 10:20~12:20
場所:札幌市環境プラザ 環境研修室1・2(札幌市)
主催:NPO法人 北海道グリーンファンド
協力:札幌市、札幌市環境プラザ(指定管理者:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会)、さっぽろ 地球温暖化対策地域協議会、NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼ
後援:環境省北海道環境パートナーシップオフィス、公益財団法人 北海道環境財団
内容
「防災につながるお天気のお話」 菅井 貴子 氏 (お天気キャスター)
初めに、2100年の天気予報を模擬的に行いました。「全国的に40℃越え」「崖崩れ、少雨による干ばつ」「強い台風の接近」など、過酷な予報が続きました。2100年は82年後ですが、その時に生きる人々が、このような予報を受けることのないように行動する必要があります。
「異常気象」は30年に1度起こる気象で「観測史上初」は過去経験にない気象を表します。明確な対処法を示すことができない前例のない気象に対する、想定外の天候を考えるイマジネーションの必要性について等のお話がありました。
「防災グッズワンポイントアドバイス」 松田 亜矢子 氏 (公益財団法人 札幌市防災協会 )
防災グッズの準備のポイントとして、避難先で使うものと、自宅で使うものに分けて考えること、必要なものにどちらにおいても、「水」「食料」「携帯トイレ」「防寒シート」は必須となることなどが挙げられました。これらのものは、備えておけば非常時に何らかの役に立つと説明されました。
その後、質問コーナーを兼ねて非常食の試食が行われました。冷水でも1時間浸すことで食べられる五目御飯やビタミン豊富な野菜のパンなどがあり、どれも美味しかったです。
「クイズで学ぼう! 省エネ・節電」 岡崎 朱美 氏 (NPO法人北海道グリーンファンド)
テレビや冷蔵庫等の設定を変えることで簡単に消費電力を節約できること、従来の電球とLEDの消費電力の差の可視化等を行ました。これらの日々の工夫で出来る節電が、世界規模の気候変動に対して生活の中でできる緩和策として紹介されました。
貴重な機会を提供してくださったNPO法人北海道グリーンファンドの皆様、講演等をしていただいたお天気キャスターの菅井氏、(公財)札幌市防災協会の松田氏、NPO法人北海道グリーンファンドの岡崎氏にお礼申し上げます(渡辺)。