北海道メジャーグループ・プロジェクト

【開催報告】北海道メジャーグループプロジェクト2022キックオフ 私たちがよりよい未来をつくるための「指標」とは?~地域のSDGs指標を作ろう~

このキックオフミーティングでは、今年のプロジェクトを始めるにあたり、「指標づくりとはなにか?」ということをこのキックオフミーティングですり合わせました。
社会には既にデータのあることやまだデータが存在しないこと、調査のしようがないこと、当事者にしか気づかないことなど様々な事柄がありますが、プロジェクトではそうしたことの中から2~3個程度、当事者同士の対話(グループミーティング)を通して指標を作成します。これは指標のクオリティを追究するものではなく、対話や発信を通して各ステークホルダーの現状に気づいたり、「持続可能な社会」と現状のギャップについて考えるプロセスを大事にするものです。
※SDGs市民社会ネットワークによる地域SDGs指標プロジェクト助成を受けています

開催概要

[開催日時] 令和4年7月23日(土)13:30~16:00
[開催方法] オンライン(Zoom)
[参加者数] 21名

内容

(1)挨拶・趣旨説明
(2)第1部 事例紹介、質疑応答
講演の様子はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Jv6NdL1jx0E
地域指標をつくることの意義と実際について
 長谷川雅子さん(一般財団法人CSOネットワーク)
持続可能な地域づくりの一環として、地域目標・指標を活用した参加型の地域づくりに取り組んでいる。横浜市役所、(公社)アジア協会アジア友の会等を経て、2010年CSOネットワーク入職、2019年現職。横浜市立大学非常勤講師。大阪大学国際公共政策研究科博士課程修了(国際公共政策博士)
資料はこちら https://epohok.jp/wp-content/uploads/2022/08/majorgroupPJkickoff_hasegawa.pdf

富山からの事例報告 
 堺勇人さん(一般社団法人 環境市民プラットフォームとやま(PECとやま)常務理事・事務局長)
 環境問題と教育に関心を持ち、千葉県にて環境コンサルタント業と教育業(フリースクールおよび中高理科教員)に20年携わる。2015年に富山県に移住し、持続可能な共生社会づくりのコーディネートを担う。 
資料はこちら https://epohok.jp/wp-content/uploads/2022/08/majorgroupPJkickoff_sakai_toyama.pdf

静岡からの事例報告

木下聡さん(しずおかSDGsネットワーク)
一般企業に5年間勤務した後、退職して青年海外協力隊に参加し2年間モンゴルで活動。帰国後国際協力NGOで5年間難民支援に従事。現在は静岡市で公園の指定管理業務に携わる傍ら、SDGsの普及活動などを行なっている。
資料はこちら https://epohok.jp/wp-content/uploads/2022/08/majorgroupPJkickoff_shizuoka.pdf

(3)第2部 小グループに分かれて意見交換
  ・このままではまずい!と感じる地域の課題は?
  ・どんな指標があれば課題の解決・改善を図ることができるだろうか?
(4)全体共有
(5)閉会

 

SDGsの指標づくりについて実践している他地域の団体のことを知ることができて、参考になったと同時にこのプロジェクトの難しさを改めて実感しました。このつながりを生かして、今後もプロジェクトを進めていきたいと思います。
今後はグループミーティングが始まります。オープンで開催するものは随時周知していきますので、興味のある方はぜひご参加ください。また、詳細等知りたい方はお気軽にご連絡ください!