「食生活・ライフスタイル調査~令和4年度~」の結果公表について
農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を実施しています。
この運動の一環として、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等を把握するため、「食生活・ライフスタイル調査~令和4年度~」を実施し、結果を取りまとめましたので、公表します。
1.調査の目的及び背景
農林水産省では、食と環境を支える農業・農村への国民の理解を醸成するため、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開しています。
本運動の一環として、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等を把握することを目的として実施した調査の結果を公表します。
2.調査結果(概要)
1)定量調査
食に関して重視していることについては、「できるだけ日本産の商品であること」と回答した割合が最も高く、次に、「同じような商品であれば出来るだけ価格が安いこと」と回答した割合が高い結果となりました。
また、現在の日本の農業の課題としては、「食料自給率の低下」、「食品ロスの削減」、「農業従事者の減少・高齢化」についての認知度が高い結果となりました。
2)写真調査
対象者の食料自給率(カロリーベース)の7日間の平均値は、夏の調査では37%、冬の調査では38%と、令和3年度のカロリーベース食料自給率38%とほぼ同様の結果となりました。
また、主食の割合については、夏・冬ともに「米食」が約4割(夏:39%、冬:40%)で1位、「パン食」が約2割(夏:21%、冬:16%)で2位、次いで「麺類」(夏:15%、冬:12%)という結果になりました。
調査の結果を農林水産省ホームページにて掲載しております。
URL:https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/survey/lifestyle.html
3.調査手法
1)定量調査
全国の4000名を対象として、消費者がどのように情報を入手し、どのような意識で食品等を購入しているか、また、食や農に対してどのような意識を持っているか等を調査しました。
2)写真調査
全国の30名を対象として、1週間の食事の写真を撮影し、食事時間やメニュー、食料自給率の予測値等について回答する調査を夏と冬の2回にわたって実施しました。
添付資料
食生活・ライフスタイル調査~令和4年度~(PDF : 2,353KB)
お問合せ先
大臣官房政策課食料安全保障室
担当者:奥泉、姫野、佐藤、岩堀、尾﨑
代表:03-3502-8111(内線3805)
ダイヤルイン:03-6744-2376
ニッポンフードシフト 公式WEBサイトhttps://nippon-food-shift.maff.go.jp(外部リンク)