行政(環境省)の環境情報

日本版タラノア対話ポータルサイト開設のお知らせ

日本政府は、世界全体の温室効果ガス排出削減の取組状況を確認して更なる取組意欲の向上を目指す「タラノア対話」に積極的に参加するため、日本版タラノア対話の特設ページ「タラノアJAPAN – 未来を拓く、あなたの温暖化対策 優良事例ポータル – 」を立ち上げました。自治体、企業、NGOなどの国内の様々な主体から優れた事例や知見の情報を募集し、それらを発信してまいります。この度の特設ページ立ち上げにあたり、気候変動問題に取り組まれている自治体、企業、NGO、またメディアの皆様を対象に「タラノア対話」について詳しくご説明する「タラノア対話」勉強会を開催いたします。
 

1.タラノア対話の概要

 タラノアとは、気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)の議長国であるフィジーの言葉で、「包摂的、参加型、透明な対話プロセス」を意味します。フィジーは、この精神に基づき、あらゆる主体への情報提供を呼びかけ、気候変動対策に関する取組意欲の向上を目指す「タラノア対話」を提案しました。

 タラノア対話では、政府だけでなく、企業や自治体、研究機関、NGO等のあらゆる主体の参加が推奨されています。特に、以下の図の3つの論点について、意見を取りまとめ、世界全体の温室効果ガス排出削減の取組状況を確認することとしています。

タラノア図

図:タラノア対話の3つの論点

2.日本版タラノア対話の特設ページ「タラノアJAPAN – 未来を拓く、あなたの温暖化対策 優良事例ポータル -」について

 タラノア対話は、1年を通じて行われ、5月に気候変動枠組条約補助機関会合で行われた議論のとりまとめや追加の情報提供を踏まえて、12月に開催されるCOP24でさらに議論が行われます。

 環境省では、日本版タラノア対話の特設ページを立ち上げ、企業、自治体、NGOなどの国内の様々な主体からの優れた事例や知見の情報提供を募集します。提供いただいた事例や知見については特設ページ上に掲載して国内外に発信することにより、取組意欲の向上や優良事例の横展開につなげます。また、いただいた情報の一部は日本全体の意見としてとりまとめ、10月29日(月)までに気候変動枠組条約事務局に提出することを目指しています。詳細は特設ページをご覧ください。

3.「タラノアJAPAN」公式ソーシャルメディアアカウントについて

 特設ページの開設にあたり、同時にツイッター、フェイスブックの公式アカウントも開設いたします。特設ページの更新情報や、タラノア対話に関する国内外の最新動向を随時発信してまいります。

  • タラノアJAPAN公式フェイスブックページ

ページ名 タラノアJAPAN

ページURL https://www.facebook.com/talanoajapan/

  • タラノアJAPAN公式ツイッターアカウント

アカウント名  タラノアJapan

ユーザー名  @talanoajapan

4.「タラノア対話」勉強会について

 2018年6月14日(木)、気候変動問題に取り組まれているメディア、企業、自治体、NGOのみなさまを対象に、「タラノア対話」とは何かをご説明する勉強会を開催いたします。タラノア対話が行われることになった背景や目的、進め方や現在までの進捗、5月に開催された実際のタラノア対話の報告、タラノア対話への参加方法などについて、詳しくご説明いたします。

開催日時: 2018年6月14日(木)14:00~15:00

開催場所: 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)

東京サステイナビリティフォーラム

〒105-0003 東京都港区西新橋1-14-2 新橋SYビル4F

https://www.iges.or.jp/jp/access/tokyo.html

定員: 30名

申込方法: 以下のメールアドレス宛に、メールでお申し込みください。

talanoa@iges.or.jp

締切: 定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。

【参考URL】

日本版タラノア対話の特設ページ「タラノアJAPAN – 未来を拓く、あなたの温暖化対策 優良事例ポータル -」

http://copjapan.env.go.jp/talanoa/

【参考資料】

タラノア対話の概要.pdf

連絡先
環境省地球環境局国際地球温暖化対策担当参事官室
直通:03-5521-8330
代表:03-3581-3351
参事官:小川 眞佐子(6772)
主 査:寺岡 裕介(6774)
担 当:友居 洋暁(6775)

 

引用:http://www.env.go.jp/press/105547.html