世界中の海域で 5 mm 未満のマイクロプラスチックが確認され、海洋環境等への影響が懸念されています。また、我が国周辺海域においてもマイクロプラスチックが確認されており、発生源対策の検討が進められているところです。これらの検討のためには、陸域から海域へ流出するマイクロプラスチックの分布実態を把握することが必要であることから、環境省は令和３年６月に「河川マイクロプラスチック調査ガイドライン」を公開しました。
　今回、湖沼におけるマイクロプラスチックの調査方法に関する検討を行い、当該ガイドラインに湖沼の調査方法を加え、新たに「河川・湖沼マイクロプラスチック調査ガイドライン」として公開します。

• 　湖沼におけるマイクロプラスチックの調査方法（調査計画・採取方法等）を追加しました。
• 　別添として前処理の自動化に関する標準的仕様を追加しました。

本ガイドラインについては、科学的知見の集積等により必要に応じて適宜見直しを行うこととしています。