「TCFDを活用した経営戦略立案のススメ~気候関連リスク・機会を織り込むシナリオ分析実践ガイド~」の改訂について
※Task Force on Climate-Related Financial Disclosures(気候関連財務情報開示タスクフォース)
1.実践ガイドの改訂について
環境省では平成30年度から気候変動の影響を受けやすいとされる業種を中心に「TCFDに沿った気候リスク・機会のシナリオ分析支援事業」を実施し、支援事業における事例等を実践ガイドとして取りまとめています。
今般、令和元年度の支援事業の成果も踏まえ、①シナリオ分析を進める上でのポイントをステップごとに解説し、②令和元年度支援企業12社の事例、③参考となる外部データ・ツール集等を追加し、実践ガイドver2.0として改訂いたしました。
2.実践ガイドの内容、構成について
実践ガイドは下記のような構成となっております。
1.はじめに
2.シナリオ分析 実践のポイント
3.セクター別 シナリオ分析 実践事例
・金融セクター
銀行セクター(株式会社日本政策投資銀行)
・非金融セクター
エネルギーセクター(伊藤忠商事株式会社, 千代田化工建設株式会社)
運輸セクター(株式会社商船三井, 日本航空株式会社, 三菱自動車株式会社)
建設/林業セクター(鹿島建設株式会社, 住友林業株式会社,
東急不動産ホールディングス株式会社)
建設資材セクター(株式会社LIXILグループ)
素材セクター(富士フイルムホールディングス株式会社, 古河電気工業株式会社)
食品セクター(カゴメ株式会社, カルビー株式会社, 明治ホールディングス株式会社)
機械セクター(京セラ株式会社)
小売セクター(株式会社セブン&アイ・ホールディングス)
一般消費財セクター(ライオン株式会社)
Appendix. (パラメーター一覧, 物理的リスク ツール, 国内・海外シナリオ分析事例)
3.実践ガイドの閲覧について
実践ガイドは、下記の環境省のホームページより観覧いただけます。
http://www.env.go.jp/policy/tcfd.html
4.関連Webページ
・TCFD
・TCFDコンソーシアム
・TCFDに沿った気候リスク・機会のシナリオ分析支援事業及びインターナルカーボンプライシング活用
支援事業参加企業募集について
https://www.env.go.jp/press/106834.html
・ESG対話プラットフォーム
https://www.env-report.env.go.jp/
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8249
- 課長奥山 祐矢(内線 6736)
- 課長補佐岸 雅明(内線 6721)
- 係長飯野 祐平(内線 7743)
- 担当曽根 拓人(内線 6779)