行政(国土交通省)の環境情報

「先導的グリーンインフラモデル形成支援」 の重点支援団体が決定しました!

国土交通省では、「先導的グリーンインフラモデル形成支援」の重点支援団体として、グリーンインフラに取り組む地方公共団体4地域を決定しました。重点支援団体に対しては、コンサルタントや専門家の派遣等を通じて、計画づくりや推進体制の構築等を支援し、官民連携によるグリーンインフラの実装を加速します。北海道からは札幌市が「雨水浸透緑化」の取り組みで選ばれています。

重点支援団体(応募順)

● いなべ市 (三重県)
令和元年5月に、もともとの森林や地形を生かし、 雨水などを利用したまちづくり拠点「にぎわいの森」 を市役所内にオープン。支援を通じて、本施設の グリーンインフラ効果を検証した上で、市内への 効果的かつ持続的な新規事業の展開を目指す。

● 名古屋市 (愛知県)
令和3年度から「都心の生きもの復活事業」と 銘打ち、都心において事業者・市民団体等との協働 により、生物多様性に配慮した緑化等を進め、生態 系保全と普及啓発を目的としたグリーンインフラの 導入手法を検証する。

● 札幌市 (北海道)
平成 22 年度より雨水流出の抑制、水質浄化及び 修景効果を有する雨水浸透型花壇などの「雨水浸透 緑化」を試験的に導入。定量的な効果の検証、事業 化までのロードマップの作成、推進体制の検討を 通じて、都心における導入・事業化を目指す。

● さいたま市 (埼玉県)
官民が連携したエリアプラットフォームを構築 するとともに、道路等を活用した街路沿道の緑化を 実施し、滞在性の高い空間の創出を図る。グリーン インフラ導入による回遊性・滞在性の効果測定、 民間企業等とのマッチングによる持続的な推進 体制の構築を目指す。

 

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局環境政策課 和田、末原、大上
TEL:03-5253-8111 (内線24-331、24-334)
直通 03-5253-8262 FAX:03-5253-1550

 

引用:https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000254.html