行政(文部科学省)の環境情報

生命(いのち)の安全教育教材作成

性犯罪・性暴力は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼすものであることから、その根絶に向けた取組や被害者支援の強化を推進しています。

性犯罪・性暴力対策の強化の方針

    令和2年6月11日の「性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議」において、性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が決定されました。
    この方針を踏まえ、文部科学省では、子供たちが性暴力の加害者や被害者、傍観者にならないよう、教育・啓発活動の充実、学校等で相談を受ける体制の強化、わいせつ行為をした教員等の厳正な処分、社会全体への啓発等について、関係府省とも連携を図りながら、取組を強化してまいります。
 

生命(いのち)の安全教育

    「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を踏まえ、子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、全国の学校において「生命(いのち)の安全教育」を推進することになりました。このたび、文部科学省と内閣府が連携し、有識者の意見も踏まえ、生命(いのち)の安全教育のための教材及び指導の手引きを作成しましたので、積極的な活用をお願いします。
    児童生徒の発達の段階や学校の状況を踏まえ、各学校の判断により、教育課程内外の様々な活動を通じて本教材を活用することが可能です。また、教材の内容については各学校や地域の状況等に応じて適宜内容の加除や改変を行った上での使用も可能です。

教材及び指導の手引き

  (パワーポイント資料)

  (PDF資料)

参考資料

子供を性犯罪等の当事者にしないための安全教育推進事業

    本事業では、「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を踏まえ、関係省庁や民間団体の協力の下、生命(いのち)の安全教育のための教材及び指導の手引き等を活用したモデル事業を行います。
    さらに、性被害・性暴力の背景にある性差別意識の解消を図るため、小中学生及び保護者に対して、男女の尊重や自分を大事にすることの理解、固定的性別役割分担意識の解消を図るため、教材やリーフレットを作成します。
 

「若年層の性暴力被害予防月間」の実施について

    「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」(令和2年6月11日性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議決定)及び「第5次男女共同参画基本計画」(令和2年12月25日閣議決定)において、令和3年4月から、若年層の性被害に関する問題を広報啓発するのに適した毎年入学・進学時期である4月を若年層の性暴力被害予防のための月間とすることとしております。
    内閣府ホームページに掲載されたポスター・リーフレットを御活用いただき、学校や大学等において、掲示や窓口等への設置、ガイダンスや防犯指導時の配布資料等として御活用ください。
 

お問合せ先

総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課
男女共同参画企画係
電話番号:03-5253-4111(内線3268、3073)
E-mail:danjo@mext.go.jp