行政(環境省)の環境情報

TCFD提言に沿った気候リスク・機会のシナリオ分析パイロットプログラム支援事業(金融機関向け)参加銀行等募集について(締切 9/15)

環境省では、今般、気候関連リスク・機会を経営戦略に織り込む取組を促進するため、金融機関向けTCFD提言に沿った気候リスク・機会のシナリオ分析パイロットプログラム支援事業に参加する銀行等の募集を開始しましたのでお知らせいたします。
 

1.支援対象銀行等の募集について

支援内容:TCFDシナリオ分析に基づく事業インパクト評価の支援

      ・応募銀行等を対象とした個別説明会

      ・面談形式のシナリオ分析支援

対象企業:気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明(又は、表明を予定)しており、事業影響評価のシナリオ分析・評価等により、課題解決へ向けて取り組む意志がある銀行等(3社)(※1)

※1:銀行等とは、銀行、信用金庫、信用組合とする。

応募条件:公募正式書類を御確認ください

募集期間:令和2年9月1日(火)~同年9月15日(火) 

資料は別添にて御覧ください。

・公募正式書類

・応募申請書

・別紙資料

2.応募手続き及び問合せ先について

 応募を希望する企業は、「応募申請書」に必要事項を記入、押印のうえ、令和2年9月15日までに下記の提出先へ電子メールにて御提出ください。

※郵送での応募申請書提出は受け付けておりません。

本事業に関する問合せ先:

 有限責任監査法人トーマツ 大坪、矢吹宛

 E-Mail: banking-scplan@tohmatsu.co.jp 

3.事業実施の趣旨・背景について

 パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs) を背景として、持続可能性を巡る環境・社会・ガバナンス(ESG)課題を考慮した資金の流れが国際的に、かつ、急速に広がりを見せており、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言においてもその重要性が言及されています。我が国においても、2018年よりESG 金融懇談会において闊達な議論がなされ、2019 年にはESG 金融ハイレベル・パネルが開催されるなど、ESG 金融に対する注目は年々高まりを見せています。

 本事業では、国内のESG金融主流化促進への寄与を目的として、情報発信及びパイロットケースの支援を行います。TCFDシナリオ分析における事業影響評価を行い、本支援事業を通じて得た知見、及び、成果を取りまとめた手引きを作成する予定です。

4.関連Webページ、資料

・TCFD

https://www.fsb-tcfd.org/

・TCFDコンソーシアム

https://tcfd-consortium.jp/

・ESG対話プラットフォーム

https://www.env-report.env.go.jp/

 

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境経済課環境金融推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8240
  • 室長近藤 崇史(内線 6278)
  • 室長補佐菊池 豊(内線 6295)
  • 担当山本 佳代(内線 7235)
  • 担当大野 友貴(内線 6259)

 

引用:http://www.env.go.jp/press/108381.html