「北海道災害復興支援基金」の立ち上げについて
特定非営利活動法人北海道NPOファンド
プロジェクト概要
更新日:2021/05/24
1.北海道災害復興支援基金とは?
被災した地域の復興までの取り組みを、途切れなく後押ししていくために、NPOによる平時・災害時の長期的な支援活動基盤を確保することによって、北海道の災害復興を支える基金です。
基金の主な原資は皆様からのご寄付により成り立ち、その使途は次の通りです。
・災害時の復興支援に当たる団体の活動費
・平時の災害復興普及啓発事業や交流事業、災害時に活動をする団体の活動の充実
・復興支援に関わる団体などとのネットワーク構築に関わる事務局機能の維持
2.北海道災害復興支援基金の特徴
・常設だから緊急時も長期的な復興支援も対応可能
NPOを対象に、発災直後から安定的な資金提供を可能とする常設の基金です。
・平時から支援体制を構築、維持する
道内被災地での支援活動を中心として、防災意識の向上を目指した平時の啓発活動や、道外被災地での支援実践・支援団体との関係構築についても、柔軟に支援します。
3.設立の背景
北海道NPOファンドでは、2018年9月6日に発災した北海道胆振東部地震で「いぶり基金」(北海道いぶり東部地震および台風21号北海道内被災地支援基金)を設立し、多くの方々の善意により、被災された方々や復興支援に当たるNPOなどの団体が支えられてきました。
同基金を運用する中で、NPOなどの団体が、行政や災害ボランティアセンター(社会福祉協議会)では補いきれない分野において、柔軟で効果的な活動を行う能力を持っていることが再認識されたところです。
しかし、多くの団体は金銭的な課題により、活動の継続性に不安と困難を抱えていることも分かりました。このような現状を踏まえ、北海道内における災害時に復興支援活動を行う団体を支えるため、そして災害に迅速に対応しつつ、かつ長期的な支援活動を可能とする基盤を整えるために「北海道災害復興支援基金」を立ち上げることとしました。
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