北海道地方ESD活動支援センターのご紹介機会をいただきました。
道南ブロック(檜山・胆振・日高・渡島管内)の社会教育関係者が一堂に会して、それぞれの課題と解決策を協議する場、また、社会教育に関する情報交換の場である「道南ブロック社会教育主事等研修会檜山大会」が開催されました。2日目の情報提供の時間をいただき、北海道地方ESD活動支援センターのご紹介をさせていただきました。
概要
事業名:平成29年度道南ブロック社会教育主事等研修会檜山大会
研究テーマ:地方創生の時代における社会教育行政の在り方
~「学び」と「活動」の循環を促すための方策について~
日時:平成29年9月27日(水)13:30~28日(木)12:00
場所:乙部町民会館(爾志郡乙部町館浦4−1)
プログラム
・開会式
・テーマ説明
説明者:北海道立生涯学習推進センター 主査 為広千里氏
・基調講演「地方創生への社会教育からのアプローチ~檜山教育局での実践を通して~」
講師:北海道立図書館 副館長 毛利薫氏
・事例発表
檜山管内 江差町教育委員会 澤谷光希氏
日高管内 新ひだか町教育委員会 中村真也氏
胆振管内 洞爺湖町教育委員会 兼村憲三氏
渡島管内 木古内町教育委員会 木村 誉氏
・研究協議
ファシリテーター 奥尻町教育委員会 能代晶子氏/せたな町教育委員会 小林笑氏
・情報提供
①国立大雪青少年交流の家
②国立日高青少年自然の家
③北海道立青少年活動支援施設ネイパル森
④環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)
・講評
北海道立生涯学習推進センター 主査 為広千里氏
・閉会
主催:北海道社会教育主事会協議会 主管:檜山管内社会教育主事会
後援:北海道教育庁胆振教育局、北海道教育庁日高教育局、北海道教育庁渡島教育局、北海道教育庁檜山教育局、檜山管内教育委員会連絡協議会、北海道立生涯学習推進センター、乙部町・乙部町教育委員会
1日目の事例発表より参加の機会をいただきましたので、簡単に報告をします。
事例発表では、道南ブロックの檜山管内・日高管内・胆振管内・渡島管内で教育委員会の実践の発表がありました。体験活動、リーダー養成、歴史探索、ICTの活用などそれぞれの地域特性を生かした事業が展開、それに係る課題を発表されました。
2日目は研究協議として7グループに分かれて意見交換がされました。特に文科省が出す地方創生と社会教育のつながりである3点「地域コミュニティ維持・活性化への貢献」「社会的包摂(地域とのつながりづくり)」「社会変化に対応した学習機会の提供」について、それぞれの取り組みと社会教育からのアプローチについてお話されました。
意見交換の中で地域の人材が活躍できる場づくりをしていきたい、子どもが主体になる場をつくっていきたい、大人が本気で楽しむ姿をみせたいなど上記3点を踏まえた意見が出されました。
研修の最後に情報提供のお時間をいただきまして、ESDの概要と北海道地方ESD活動支援センターの経緯と概要についてご紹介させていただきました。研修の中で、子どもたちが地域を好きになってもらう、世代交流をする場づくり等社会教育からどのようにアプローチしていくべきか、研修の中で議論されていましたので、ESDセンターとして、社会教育主事の皆さんの取り組みをサポートできれば幸いです。
貴重な機会を提供くださった北海道社会教育主事会協議会の皆さま、本研修をご担当いただいた檜山管内社会教育主事会の皆さまに心から感謝申し上げます。(大崎)