令和6年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定等について
文部科学省においては、将来の国際的な科学技術人材の育成を図るため、理数系教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業を平成14年度から実施しています。
この度、令和6年度の新規採択に関する審査を行い、以下の結果となりましたので、お知らせします。
・(別紙1)スーパーサイエンスハイスクール(SSH)令和6年度「基礎枠」「文理融合基礎枠」 及び「 科学技術人材育成重点枠」 内定校(PDF:343KB)
・(別紙2)スーパーサイエンスハイスクール(SSH)支援事業(PDF:491KB)
1.基礎枠 47校を内定(開発型・実践型:37校、先導的改革型:3校、認定枠:7校)
〇基礎枠:自然科学を主とする先進的な理数系教育に関する研究開発を実施し、将来のイノベーションの創出を担う科学技術人材の育成を目指す。
【基礎枠の応募状況、審査方法】
54校(開発型・実践型:42校、先導的改革型:6校、認定枠:6校)から応募があり、外部有識者からなるSSH企画評価会議協力者が書面及びヒアリングにより審査を行った。
※認定枠は書面のみ。
※先導的改革型の不採択校のうち1校を認定枠として採択。
2.文理融合基礎枠 14校を内定 (開発型・実践型:13校、先導的改革型:1校)
〇文理融合基礎枠:社会の諸課題に対応するため、自然科学の「知」と人文・社会科学の「知」との融合による「総合知」を創出・活用した先進的な理数系教育に関する研究開発を実施し、将来のイノベーションの創出を担う科学技術人材の育成を目指す。
【文理融合基礎枠の応募状況、審査方法】
20校(開発型・実践型:19校、先導的改革型:1校)から応募があり、外部有識者からなるSSH企画評価会議協力者等が書面及びヒアリングにより審査を行った。
3.基礎枠及び文理融合基礎枠における段階
・開発型:新規性のある教育課程等の研究開発を実施するもの。
・実践型:今までに開発してきた教育課程等の実践的な研究開発を実施するもの。
・先導的改革型:科学技術人材育成におけるシステム上の課題を自ら設定し、当該課題に挑戦する意欲的な研究開発を実施するもの。
・認定枠:科学技術人材育成の全国的なモデルとしてこれまでの研究開発の成果を基にした多様な実践活動を展開・普及するもの。
※指定期間は原則5年間(先導的改革型は3年間)
4.科学技術人材育成重点枠 4校を内定
〇科学技術人材育成重点枠:基礎枠及び文理融合基礎枠の取組に加え、科学技術人材の育成に係る更なる取組を行う場合、追加的な支援を行うもの(指定期間 最長5年)
【科学技術人材育成重点枠の応募状況、審査方法】
8校から応募があり、外部有識者からなるSSH企画評価会議協力者等が書面及びヒアリングにより審査を行った。
お問合せ先
初等中等教育局教育課程課教育課程第二係
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2613)
引用:https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/mext_00123.html