国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2018」の取組の中間報告について
さらに今年、グリーンウェイブの参加呼びかけを強化するために創設した、「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーに9団体を任命しましたので、併せて報告します。
1.「グリーンウェイブ2018」の登録状況について
(1)趣旨
生物多様性条約事務局は、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の青少年、子どもたちの手でそれぞれの学校や地域等で植樹等を行う「グリーンウェイブ」への参加を呼びかけています。
世界各地において、5月22日の午前10時(現地時間)に植樹などを行うことにより、この活動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。
このため、環境省、農林水産省、国土交通省及び国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)は、生物多様性に関する理解が社会に浸透するように、植樹等をきっかけとした生物多様性の広報、教育、普及啓発を推進するため、国内の各地域で植樹等を行う国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2018」への参加を広く呼びかけています。
(2)実施期間
平成30年3月1日(木)から6月15日(金)
5月18日までに登録のあった活動については、別添資料1をご覧ください。
(3)主唱
環境省、農林水産省、国土交通省、国連生物多様性の10年日本委員会
(4)活動登録方法
国内の各地域で植樹等を行うグループ・団体は「グリーンウェイブ2018」ウェブサイトで活動登録を行ってください。詳細は以下ウェブサイトをご確認下さい。
「グリーンウェイブ2018」ウェブサイト http://greenwave.undb.jp/
(5)登録された活動への参加について
別添資料1のうち、一般参加が可能なものについては、広く皆様への参加を呼びかけています。活動の詳細については、直接各団体にご確認下さい。
2.「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーの任命状況について
UNDB-Jは、国連生物多様性の10年の最終年である2020年に向けて、「グリーンウェイブ」への参加呼びかけをさらに強化するため、今年新たに「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナー制度を創設しました。
今年は、下記9団体を「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーとして任命しました。
「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナー一覧
第1弾(平成30年3月14日(水)任命)
No. |
団体名 |
活動名 |
1 |
積水化成品工業株式会社 |
積水化成品グループで行う 「グリーンウェイブ」 |
2 |
カシニワ・フェスタ2018実行委員会・一般財団法人柏市みどりの基金・柏市 |
カシニワ・フェスタ2018 |
3 |
公益財団法人 大阪みどりのトラスト協会 |
グリーンウェイブ 2018 in Osaka |
4 |
一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB) |
JBIBいきものDays2018~生物多様性の主流化に向けたモニタリングイベント~ |
5 |
公益財団法人 オイスカ |
グリーンウェイブ(植樹等)活動実施の呼びかけ、広報、国際連携 |
6 |
名古屋市 |
グリーンウェイブ活動の登録呼びかけ、広報 |
7 |
特定非営利活動法人 子どもの森づくり推進ネットワーク |
JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」 |
8 |
ワタミ株式会社 |
植樹活動 |
第2弾(平成30年5月12日(土)任命)
No. |
団体名 |
活動名 |
1 |
公益財団法人 静岡県グリーンバンク・静岡県 |
平成30年度森づくり県民大作戦 |
※オフィシャル・パートナー制度及び各団体の活動概要については、「グリーンウェイブ2018」ウェブサイトをご覧ください。
3.MY行動宣言の推進について
UNDB-Jでは、生物多様性の主流化に向けて、国民一人ひとりが生物多様性との関わりを日常の暮らしの中でとらえ、実感し、生物多様性を守るために自分たちができるアクション(「たべよう」、「ふれよう」、「つたえよう」、「まもろう」、「えらぼう」)を宣言する「MY行動宣言(5つのアクション)」の取組を推進しています。
グリーンウェイブの取組は「ふれよう」、「まもろう」等に該当しており、グリーンウェイブの取組を通じて、参加者一人ひとりが生物多様性の保全と持続可能な利用について考えて行動して頂けるように、登録団体の責任者の皆様には、参加者の皆さまに植樹等の取組の重要性と併せて、グリーンウェイブの植樹の取組はMY行動宣言の一部である旨ご説明頂き、宣言を促して頂ければ幸いです。
※MY行動宣言の詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
(ウェブサイト)http://undb.jp/action/
【参考】
国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省は、事務局を務めています。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8150
室長 長田 啓(内6661)
室長補佐 尼子 直輝(内6481)
室長補佐 西田 将人(内6666)
担当 野口 智彬(内6668) - 引用:http://www.env.go.jp/press/105465.html