日本版ナッジ・ユニットBESTの今年度の活動内容に係る意見の募集について(グローバルパブリックコメント)(締切 7/1)
この度、平成29年4月の日本版ナッジ・ユニットBEST(Behavioral Sciences Team)の発足及び環境省ナッジ事業の開始から2年が経過し、また、それに先立ち平成31年3月には2年間の活動報告を取りまとめたところであり、今般、令和における今後の日本版ナッジ・ユニットBESTの活動内容に関し、日本語及び英語の報道発表を通じて、国内外から広く意見を募集することとしましたのでお知らせします。
また、日本版ナッジ・ユニットBESTとしての全体戦略として、行動に起因する社会課題の解決のためのイノベーション戦略(仮称)を策定すること等、これまでの日本版ナッジ・ユニット連絡会議の議論により今後の実施が予定されていることをお知らせします。
意見募集の結果については、今後の日本版ナッジ・ユニット連絡会議等において紹介し、議論の参考とさせていただきますが、ご意見が必ずしも採用されるものではないことをあらかじめご了承ください。
1.意見募集期間
令和元年5月24日(金)~令和元年7月1日(月)正午(電子メール必着)
2.意見提出先・提出方法
日本版ナッジ・ユニットBEST事務局 宛に電子メールの本文により所属、役職、氏名を記載のうえ、日本語でご提出ください。それ以外の方法(電話等)によるご意見の提出には対応しかねますので、あらかじめご了承ください。
電子メール:chikyu-jigyo@env.go.jp
備考:電子メールの件名は「日本版ナッジ・ユニットBESTグローバルパブコメ」としてください。次項「3.これまでの日本版ナッジ・ユニット連絡会議の議論により、今後の実施が予定されていること」に記載されていること「以外」の内容でご意見願います。また、個別のご意見に対しては、原則、直接の回答はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
3.これまでの日本版ナッジ・ユニット連絡会議の議論により、今後の実施が予定されていること
(1)日本版ナッジ・ユニットBESTとしての全体戦略(※1)やロードマップの策定
(2)倫理的配慮の深堀り、「良い」ナッジ/「悪い」ナッジの検討
(3)日本のナッジの事例集作成・事例紹介
(4)地方公共団体の参考に資する行動インサイト活用の手引きの作成
(5)府省庁・地方公共団体を対象としたキャパシティビルディング(※2)
(6)国際連携・国内外への発信(※3)
(※1)行動に起因する社会課題の解決のためのイノベーション戦略(仮称)。日本版ナッジ・ユニットBESTはfor a better choice(人々のより良い選択を)及びto help autonomous behavior change(自発的な行動変容の支援)の2つのabcをモットーにしています。
(※2)環境省版ナッジ・ユニット「ナッジPT(プラチナ)」と内閣府有志のチーム、横浜市版ナッジ・ユニット「横浜市行動デザインチームYBiT」との連携によりナッジや行動経済学に関するセミナーやワークショップを開催します。すでに平成31年3月に実施済みであり、令和元年度においても順次開催予定です。
(※3)本日令和元年5月24日に「ナッジ・イノベーション・シンポジウム」を開催。<www.env.go.jp/press/106724.html>
4.意見提出に当たり参考にしていただきたいもの
・年次報告書(平成29・30年度)
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/report1.pdf>
・日本版ナッジ・ユニットBESTウェブサイト(会議資料、報道発表等)
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge.html>
・我が国におけるナッジ・ブースト等の行動インサイトの活用の広がりについて
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/hirogari.pdf>
・これまでの「日本版ナッジ・ユニット連絡会議」における主な論点(第1回~第6回)
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/renrakukai08/ref03.pdf>
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8339
- 室長相澤寛史(内線 6771)
- 室長補佐池本忠弘(内線 6791)
- 室長補佐高橋和也(内線 7778)
- 主任大塚智明(内線 7777)