行政(北海道)の環境情報

北海道レッドリスト【魚類編(淡水・汽水)】改訂版(2018年)について

1.改訂検討の体制
  北海道では、次の構成員による「北海道希少野生動植物保護対策検討有識者会議魚類専門部会」を設置し、レッドリストの改訂にあたり詳細な検討作業を行いました。
 
 ・北海道希少野生動植物保護対策検討有識者会議構成員一覧表  

 氏 名

 所   属   等

 備 考

 帰山 雅秀   北海道大学国際連携機構 特任教授    座    長
 妹尾 優二   一般社団法人流域生態研究所 所長    構成員
 荒木 仁志   北海道大学大学院農学研究院 教授    構成員
 卜部 浩一    地方独立行政法人北海道立総合研究機構水産研究本部
    さけます・内水面水産試験場さけます資源部 主査
   構成員
 福島 路生   国立研究開発法人国立環境研究所
   生物・生態系環境研究センター 主任研究員
   構成員

2.改訂検討の方法 
  道内に生息記録のある魚類の種、亜種について目録を作成した上で、収集した文献や専門的知見による生息地の現状や個体数の減少等の状況、環境省や他県のレッドデータブック・レッドリストへの掲載状況などをもとに、評価対象種を選定、定性的な要件による評価を行い、結果をリスト化しました。
     なお、道内での生息数や確認数が少ない場合であって、北海道が本来の生息地ではないと考えられる種、亜種については、レッドリストの選定対象から除外しました。 

3.改訂結果の概要
 魚類については、種・亜種目録に掲載された計87種のうち、改訂版レッドリストに掲載されたものは計39種であり、改訂前に比較して2種増加しました。   
 
 

 目録掲載
種・亜種数
(A)

 レッドリスト掲載種・亜種数

レッドリスト
掲載率
 (B/A)

 Ex

 Ew

Cr

En

Vu

Nt(R)
※1

Dd
※2

 N

Lp
※3

合計(B)
※4

 旧版(2001年)

72

1

0

3

1

3

14

7

8

37 

 51.4%

 改訂版(2017年)

87

1

0

2

 2

4

13

2

 9

6

39 

 44.8%

 増減(改訂版-旧版)

15

0

0

-1

1

2

-1

2

2

-2

2 

 –

 ※1 準絶滅危惧(Nt)については旧版では希少種(R)と表記していた。
 ※2 情報不足(Dd)については旧版ではカテゴリー区分がなかった。
 ※3 絶滅のおそれのある個体群(Lp)については個体群数を表記した(1つの種で複数の個体群が選定される場合あり)。