「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」及び官民連携協議会を新たに立ち上げました
2. 今後、幅広く自治体・企業・団体等の参加を募り、脱炭素化による豊かな暮らし創りに向けた取組を共に展開し、新たな消費・行動の喚起とともに国内外での脱炭素型の製品・サービスの需要創出にもつなげてまいります。
3. さらに、こうした我が国の取組を来月のCOP27や来年のG7広島サミットを始め国際的にも提案・発信してまいります。
1.「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」(脱炭素de豊かな暮らし運動)の概要(別添1参照)
そこで、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を促すため、衣食住にわたる国民の将来の暮らしの全体像「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」を明らかにし、具体的なアクションを提案するとともに、自治体・企業・団体等の参加の下、脱炭素化による豊かな暮らし創りに向けた取組を展開し、新たな消費・行動の喚起とともに、国内外での脱炭素型の製品・サービスの需要創出にもつなげていきます。
(1)「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」の絵姿
(2)新たな国民運動の内容
① デジタルも駆使した、多様で快適な働き方・暮らし方の後押し(テレワーク、地方移住、ワーケーションなど)
② 脱炭素につながる新たな豊かな暮らしを支える製品・サービスの提供・提案
③ インセンティブや効果的な情報発信 (気づき、ナッジ。消費者からの発信も含め) を通じた行動変容の後押し
④ 地域独自の(気候、文化等に応じた) 暮らし方の提案、支援
➡ 新たにポータルサイトを開設( https://ondankataisaku.env.go.jp/cn_lifestyle/ )し、各主体の取組や製品・サービス等を広く募集しますので、奮って御登録くださいますよう、お願いします。
事務局での審査を経て、ポータルに掲載するほか、SNS、メディア等を通じて公明正大に発信していきます。
さらに、環境省としても、この国民運動の一環として、「新しい豊かな暮らし」実現に向けた個別アクション【第1弾】として、「ファッション」、「住まい」、「デジタルワーク」で、10年後の新しい豊かな暮らしを提案していきます。
① ファッション
若者を含めた全世代が働きやすい服装を選べる「オフィス服装改革」を呼び掛けるとともに、関係業界と連携し、サステナブルファッションを浸透させます。
② 住まい
快適で健康な暮らしにもつながる住宅の断熱リフォームキャンペーンを展開します。
③ デジタルワーク
テレワークを率先垂範するとともに、ワーケーション・インバウンドに対応した国立公園のデジタル化と民間・自治体と連携した積極誘致を促進します。
(3)官民連携協議会
今後は、官民連携協議会の参画者間で協議し、以下のアクションを実施します。
(1)デジタル活用や製品、サービスを組み合わせた新たな豊かな暮らしのパッケージ提案、機会・場の創出など消費者への効果的な訴求に向けた連携
(2)各主体の取組で得られた知見・経験・教訓の共有とベストプラクティスの横展開(グリーンライフポイント事業等)
(3)政府施策への提案・要望(環境省普及啓発予算の具体的な使い道・アイデア等)
➡ 新たに開設したポータルサイト( https://ondankataisaku.env.go.jp/cn_lifestyle/ )で官民連携協議会への参画を常時受け付けていますので、奮って御参画くださいますようお願いします。
(4)「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」及び官民連携協議会発足式
■ 発足式概要
日時:令和4年10月25日(火) 18:00~
場所:ベルサール半蔵門 2Fホール(東京都千代田区麹町1-6-4)
出席者:西村明宏環境大臣、山田美樹環境副大臣、国定勇人環境大臣政務官、
官民連携協議会参画予定の企業・自治体・団体等(279名出席)
内容:
○ 西村環境大臣から趣旨説明・絵姿の発表
○ 西村環境大臣と小池東京都知事とのトークセッション
○ 西村環境大臣から新施策発表、山田環境大臣副大臣からサステナブルファッション紹介
○ 来賓スピーチ(協議会参画の企業・自治体・団体等)
■ 発足式レポート
発足式のレポートは、上記ウェブサイトにおいて近日公開予定です。
添付資料
連絡先
- 代表 03-3581-3351
- 直通 03-5521-8341
- 室長 井上 雄祐
- 室長補佐 井上 昇
- 係長 山下 瑠美
- 担当 岩本 良