5月21日、インドの「太陽に関する国際的な同盟(ISA)」事務局において、河津邦彦在インド日本国大使館臨時代理大使、栗原俊彦国際協力銀行(JBIC)ニューデリー事務所首席駐在員、斎藤光範独立行政法人国際協力機構(JICA)インド事務所長、加来芳郎国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ニューデリー事務所長、及びアジャイ・マトゥールISA事務局長(Dr. Ajay Mathur, Director General, International Solar Alliance)との間で、日本政府、JBIC、JICA及びNEDO並びにISAとの間の太陽エネルギー分野における協力に係る覚書への署名が行われました。
この覚書は、日本政府、JBIC、JICA、NEDO及びISAとの間で再生可能エネルギー分野における具体的な多国間協力を奨励、促進するための協力的な制度関係の枠組みを確立することを目的としています。
我が国としては、技術開発や人材交流、途上国へのキャパシティービルディング等を通じてISAの活動を支援していきます。
平成27年11月の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)開催期間中に、国際社会における太陽エネルギーの規模の急速かつ大幅な利用拡大を目的に、太陽に由来する資源が豊かな国の間での協力のプラットフォームとしてインド政府がフランス政府と共に立ち上げたイニシアティブ。その設立のための文書である太陽に関する国際的な同盟(ISA)の設立に関する枠組協定には、本年5月21日現在、日本を含む106か国が署名しており、うち締約国は86か国。日本は平成30年10月26日に東京にて本協定への署名を行った。事務局はハリヤナ州(インド)に所在。