行政(環境省)の環境情報

持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)サイドイベント「海洋マイクロプラスチック規制に向けたワンヘルス・アプローチ:アドボカシーから行動へ」の開催について(オンライン 3/28)

 持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD※)サイドイベント「海洋マイクロプラスチック規制に向けたワンヘルス・アプローチ:アドボカシーから行動へ」を日本国環境省、在タイ日本大使館及び在タイフランス大使館の主催により開催します。
アジア太平洋地域における海洋プラスチック汚染問題解決のために、既に実施されている様々な取組を共有し、ステークホルダー間の協働を加速させるとともに、SDG14(海洋保全)を始め、複数の目標達成に貢献するための方策について議論します。

1.概要

海洋プラスチックごみ問題に関するグローバルな機運が高まっています。先日開催された第5回国連環境総会再開セッション(UNEA5.2)では、日本、ペルー、ルワンダ及びインドの提案に基づく、海洋プラスチック汚染を始めとするプラスチック汚染対策に関する決議が採択され、法的拘束力のある文書の作成に向け、政府間交渉委員会(INC)の設立が決定されました。特に成長著しいアジア太平洋地域は、海洋プラスチックごみの主要発生源であるとされ、適切な対応がなされることで、問題の解決に向けた大きな変化を起こすことが可能です。

また、新型コロナウイルス感染症をきっかけに注目された、人と動物、生態系の健康(ヘルス)を統合した、「ワンヘルス・アプローチ」の観点からも、海洋プラスチックごみは重要な課題です。特にマイクロプラスチックは、海洋環境だけではなく、魚介類等を通して人間の健康に与える影響が懸念されています。マイクロプラスチック汚染の評価、管理及びモニタリングは喫緊の課題であり、アドボカシー(提言)レベルから、具体的な行動へのギャップを埋めていく必要があります。

こうした背景から、本サイドイベントでは、アジア太平洋地域の海洋プラスチック汚染問題解決に貢献することを目的とし、専門家や実務者によるパネルディスカッションを通し、特にマイクロプラスチックが海洋生態系に与える影響や、進行中のプロジェクトなど、課題解決に向けた様々な方策について議論します。

2.開催案(プログラム内容は変更となる可能性があります。)

■ 開会日時・場所

日時:2022年3月28日(月)日本時間19:15~20:30

場所:オンライン開催(詳細は下記 3.参加申込方法を御参照ください)

■ 参加費

無料

■ 主催

日本国環境省、在タイ日本大使館、在タイフランス大使館

■ 共催

公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)

■ プログラム概要(詳細については以下IGESのウェブサイトを御参照ください)

・ 開会挨拶

・ 基調講演

・ パネルディスカッション

・ 閉会挨拶

*日英同時通訳あり

3.参加申込方法

本会合はオンライン配信となります。視聴希望の方は、以下IGESのウェブサイトから3月28日(月)正午までにお申し込みください。登録いただいた方に視聴用URLをお送りします。詳細はウェブサイトで御確認ください。

・ 申込受付サイト:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_dNYhuMeZTN6IA7xUUcwbkA

・ 詳細ページ

(英語)

https://www.iges.or.jp/en/events/20220328

(日本語)

https://www.iges.or.jp/jp/events/20220328

(参考)

※ 持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)とは

APFSD(Asia-Pacific Forum on Sustainable Development)は、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)主催により年1回開催される、アジア太平洋地域の政府間の閣僚級フォーラム。加盟国のほか、国際機関や民間企業等もオブザーバーとして参加し、アジア太平洋地域におけるSDGsの実施、フォローアップ及びレビューを行うもの。

連絡先

環境省地球環境局国際連携課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8243
  • 課長大井 通博(内線 5150)
  • 課長補佐中原 一成(内線 5152)
  • 環境専門調査員菅藤 亮輔(内線 5160)

 

引用:https://www.env.go.jp/press/110734.html