行政(文部科学省)の環境情報

第13回ユネスコスクール全国大会(ESD研究大会)の開催について

文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、「第13回ユネスコスクール全国大会/持続可能な開発のための教育(ESD)研究大会」を開催します。
 本大会はYouTubeライブを用いてオンライン開催いたします。
 日本のユネスコ加盟70周年、東日本大震災から10年を振り返りながら、ESDを取り巻く最新的知見やユネスコスクールにおけるESD活動を通じた諸課題の解決などを検討・共有し、更に、2030年の社会と教育を想定したESDの今後を展望します。

1.第13回ユネスコスクール全国大会(ESD研究大会)について

日時

令和3年11月27日(土曜日)10時00分~17時20分(予定)

場所

オンライン開催(YouTubeライブによる配信を予定)

テーマ

「明日を拓くESD-2030年SDGsの達成を目指して、ESDとユネスコスクールの更なるブレークスルーを」

※ESD(Education for Sustainable Development)は、「持続可能な社会の創り手」を育む教育です。
 今大会では、ESDを取り巻く最新的知見やユネスコスクールにおけるESD活動を通じた諸課題の解決などを検討し共有を図ります。
 また東日本大震災から10年目である今年、災害から立ち直り新たな未来を目指す取組にESDがどのように貢献したかを探り、今後の「持続可能な社会の創り手」の育成につなげます。
 更に日本のユネスコ加盟70周年を記念して、わが国でユネスコ活動が果たしてきた役割とその功績を共有するとともに2030年の社会と教育を想定したESDの今後を展望します。

内容

時間 プログラム
10時00分-10時20分 開会挨拶
10時20分-11時50分 基調提案+パネルディスカッション
「大震災から明日を拓く教育の在り方を探る-ビフォー311・アフター311から学ぶ」
◆基調提案
市瀬 智紀(宮城教育大学教授)
◆パネルディスカッション
畠山 三弘(気仙沼市立気仙沼小学校教諭)
榧木 千枝(気仙沼市立大谷小学校教諭)
三浦 美咲(気仙沼市立大谷小学校教諭)
ユネスコスクールで防災教育に取り組む現役高校生(ビデオ発表)
司会:市瀬 智紀(宮城教育大学教授)
◆総括
見上 一幸(前国立大学法人宮城教育大学学長、尚絅学院大学特任教授)
11時50分-12時00分 休憩
12時00分-13時00分 ランチョンセッション(昼休憩)
企業が行う教育支援や社会貢献に関する情報提供
ユネスコスクール地方ブロック大会からの報告:関東ブロック
13時00分-13時10分 文部科学省からの施策説明
13時10分-14時25分 ◆特別座談会
「我が国におけるユネスコの功績、SDGs 達成に向けての役割」
安西 祐一郎(前日本ユネスコ国内委員会会長、慶應義塾大学名誉教授)
末吉 里花(日本ユネスコ国内委員会広報大使、一般社団法人エシカル協会代表理事)
安田 昌則(前福岡県大牟田市教育委員会教育長)
司会:杉村 美紀(日本ユネスコ国内委員会教育小委員会委員長、上智大学総合人間科学部教育学科教授)
14時25分-14時40分 休憩
14時40分-16時50分 研究協議会:4つのテーマで実施
 1.ESD推進による令和の日本型学校教育の構築
 2.「学び」の先に見える可視化 未来と自己
 3.学校の実践、取り組みを評価し、成果を広める
 4.ユースの活動と国際交流
16時50分-17時00分 休憩
17時00分-17時20分 ESD大賞表彰式・閉会式

2.参加・取材等について

(1)本大会はYouTubeライブによる配信の予定です。一般参加を希望される方は、11月19日(金曜日)までに下記WEBサイトから事前にお申し込みください。
http://www.jp-esd.org/conference2021/(※第13回ユネスコスクール全国大会特設サイトへリンク)

(2)取材を希望される方は、11月24日(水曜日)17時00分までに、氏名、勤務先・部署・職名、住所、連絡先(電話及びE-mailアドレス)を明記の上、末尾の文部科学省担当宛(jpnatcom@mext.go.jp)メールにてお申し込みください。(メールの件名は「第13回ユネスコスクール全国大会取材希望」としてください)。

(3)都合により、日程、プログラム内容等について、予告なく中止または変更する場合があります。

3.参考

・ESDとは

 ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
 今、世界には気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大等人類の開発活動に起因する様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の問題を自らの問題として主体的に捉え、人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことで、問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動です。
 つまり、ESDは「持続可能な社会の創り手を育む教育」です。

・ユネスコスクールとは

 ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校です。文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールをESDの推進拠点として位置付けています。
 現在、世界180か国以上の国・地域で11,000校以上のユネスコスクールがあり、そのネットワーク活用による世界中の学校と生徒間・教師間の交流を通じ、情報や体験を分かち合うこと、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指すことを活動目的としています。
 日本国内の加盟校数は、令和元年11月時点で1,120校となり、1か国当たりの加盟校数としては、世界最大となっています。

【本件担当】
◆大会内容について:
NPO法人 日本持続発展教育推進フォーラム
ユネスコスクール全国大会事務局 担当:齊藤、坂本、塩田
〒104-0045 東京都中央区築地2-12-10 築地MFビル26号館5階
Tel:03-3545-3651
E-mail:info@jp-esd.org

◆大会の取材申込み、趣旨、ESD・ユネスコスクールについて:
文部科学省国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)
ユネスコ振興推進係 担当:三島、小住、野呂
Tel:03-5253-4111(内線2602)
E-mail:jpnatcom@mext.go.jp

お問合せ先

国際統括官付

引用:https://www.mext.go.jp/unesco/001/2018/1411469_00002.htm?fbclid=IwAR2nSMeaxpS0NQI-8S-j1qR21aIdTA4Z0H8rMR5B9vWgQLPFI5yU6fC4d0Y