行政(文部科学省)の環境情報

第12回ユネスコスクール全国大会(ESD研究大会)の開催(申し込み締め切り 12/1)

 文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、「第12回ユネスコスクール全国大会/持続可能な開発のための教育(ESD)研究大会」を開催します。
 本大会はYouTubeライブを用いてオンラインにより実施します。持続可能な社会の担い手づくりであるESDの重要性がますます高まっているところ、ESDの推進拠点として活動してきたユネスコスクールの活動を検証するとともに、2030年の教育を目指した今後の展望を探ります。

日 時

令和2年12月6日(日曜日)10時00分~17時45分(予定)

場 所

オンライン開催(YouTubeライブによる配信を予定)

テーマ

「2030年-学校教育のグランドデザイン- 持続可能な社会を構築するためのESD、SDGs、ユネスコスクールの役割」

 2014年に採択された「ユネスコスクール岡山宣言」から5年以上が経過した今、ESDの推進拠点として活動してきたユネスコスクールの活動を検証するとともに、2030年の教育を目指した今後の展望を探ります。また、学習指導要領で進めようとしている教科等横断的な学びを創るカリキュラム・マネジメント、主体的・対話的で深い学びへの授業改善などとESDのつながりに言及していきます。

内容

時間 プログラム
10時00分-10時10分 開会挨拶
(文部科学省“こどもの教育応援大使”香川 照之さんから特別メッセージが届きます)
10時10分-10時20分 ESD及びユネスコスクールに関する施策説明(文部科学省)
10時20分-10時35分 ユネスコスクール地方ブロック大会からの報告
北海道・東北ブロック/近畿ブロック/中四国ブロック
10時40分-12時00分 パネルディスカッション:「2030年-学校教育のグランドデザイン- 持続可能な社会を構築するためのESD、SDGs、ユネスコスクールの役割」
 加藤 久雄(奈良教育大学学長)
 杉村 美紀(日本ユネスコ国内委員会教育小委員会委員長、上智大学グローバル化推進担当副学長)
 浅田 和伸(文部科学省総合教育政策局長)
 司会:小木曽 康介(株式会社教育新聞社編集部長)
12時00分-12時20分 企業への質疑応答
12時20分-13時20分 昼休憩
13時20分-14時20分 実践研究:合計3つのテーマで実施
 1.課題解決のための行動化を促進する
 2.ESDを深化・発展させるための仕組みと仕掛け
 3.SDGsに基づいた課題研究・探究活動とその評価方法の考察
14時30分-16時40分 分科会:合計6つのテーマで実施
 1.課題解決に取り組み、行動する児童生徒の育成
 2.ESDを踏まえた学習指導要領の趣旨の実現-2030を目指して
 3.ESDの本質を理解し、魅力を広く社会に伝える
 4.ESDの実践をどう評価し、どう活かしていくか
 5.アジアにおけるユネスコスクールを中心としたネットワークの展開
 6.学校・地域社会・行政の有機的連携によるESDの実践
17時00分-17時35分 分科会報告会:パネルディスカッション~各分科会の成果を基に今後のユネスコスクールの取り組みについての提言をまとめます
17時35分-17時45分 ESD大賞表彰式・閉会式

参加・取材等について

(1)本大会はYouTubeライブにより配信されます。一般参加を希望される方は、12月1日(火曜日)までに下記WEBサイトから事前にお申し込みください。※特設サイト等に記載の申し込み締め切りは延長いたします。
http://www.jp-esd.org/conference2020/ (※第12回ユネスコスクール全国大会特設サイトへリンク)

(2)取材を希望される方は、12月3日(木曜日)17時00分までに、氏名、勤務先・部署・職名、住所、連絡先(電話及びE-mailアドレス)を明記の上、末尾の文部科学省担当宛(jpnatcom@mext.go.jp)メールにてお申し込みください。(メールの件名は「第12回ユネスコスクール全国大会取材希望」としてください)。

(3)都合により、日程、プログラム内容等について、予告なく中止または変更する場合があります。

参考

・ESDとは

  ESDは、Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)の略であり、現代社会における地球規模の課題(環境・貧困・人権・平和・開発等)を自らの問題として捉え、身近なところから行動をおこす力を身につける(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。ESDは2017年の国連決議において「SDGsの17全ての目標の達成に寄与するもの」として位置づけられています。

・ユネスコスクールとは

 ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校です。ユネスコ本部が認定する世界最大規模の学校間ネットワーク(世界182か国、約11,500校認定)を活用し、世界中の学校と生徒間・教師間の交流を通じ、情報や体験を分かち合うこと、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指すことを活動目的としています。日本ではESDの推進拠点として世界最多の1,120校が認定されています。

【本件担当】
◆大会内容について:
NPO法人 日本持続発展教育推進フォーラム
ユネスコスクール全国大会事務局 担当:三枝、高木
〒104-0045 東京都中央区築地2-12-10 築地MFビル26号館5階
Tel:03-3545-3651
E-mail:info@jp-esd.org

◆大会の取材申込み・趣旨及びESD・ユネスコスクールについて:
文部科学省国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)
ユネスコ振興推進係 担当:福本、助川、野呂
Tel:03-5253-4111(内線2602)
E-mail:jpnatcom@mext.go.jp
 

お問合せ先

国際統括官付

 

引用:https://www.mext.go.jp/unesco/001/2018/1411469_00001.htm