地域ESD活動推進拠点

【5/23開講、オンライン開催】特定非営利活動法人さっぽろ自由学校「遊」SDGs「私たちの声を、地域に」part2

さっぽろ自由学校「遊」は、市民がつくる、市民に開かれた オルタナティブな学びの場です。2023年春より、 各地域・各分野で取り組まれるESD (持続可能な開発のための教育) をさまざまな形で支援する、「地域ESD拠点」となりました。

昨年度まで自由学校「遊」、北海道ESD活動支援センターが共催させていただいていた「北海道メジャーグループ・プロジェクト 」は、今年度は自由学校「遊」へ北海道ESD活動支援センターが協力、というかたちで実施されます。

…国連は、2015 年に持続可能で公正な社会づくりに向けたアジェンダを採択し、2030 年までに達成させたい目標をSDGs(持続可能な開発目標)として世界に投げかけました。今年(2023 年)はSDGs 達成に向けた中間年となります。アジェンダが打ち出す誰もが取り残されずに幸せに生きられる社会、そして未来世代に豊かな環境を残せるような社会を実現するには、どのような変革が必要でしょうか?

今回の講座のシリーズでは、「北海道メジャーグループ・プロジェクト」に参画している多様なセクターから、それぞれの取組みやその果たす役割について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

[日 程] 5月23日(火)開講 全5回 
     月1回 火曜 19:00 ~ 21:00
[会 場] オンライン開催(zoom 使用)
[参加費] 通し 一般4,000 円 会員3,500 円 25 歳以下2,000 円
    (単発 一般・会員1,000 円/ 回 25 歳以下500 円/ 回)
[協 力] 北海道メジャーグループ・プロジェクト

講座のお申込は、
https://ssl.form-mailer.jp/fms/829a2f3f778535
より申込フォームにご記入のうえ、送信ください。

2023年5月23日(火)第1回
協同組合で働くということ
●石本 依子(いしもと よりこ) 協同組合グループ
 労働者協同組合法人ワーカーズコープ・センター事業団、北海道事業本部本部長代行。
 日本の協同組合の総数は約4 万1 千組織、組合員数は約1億700万人。平均すると一世帯が約2つの協同組合に加入していることになります。いずれの協同組合も地域活性化を明確な目標として掲げ、政府の「SDGs 推進円卓会議」に民間構成員として参加しています。

2023年6月27日(火)第2回
企業がウェルビーイングに取組むことでSDGsは加速する
●清水 誓幸(しみず ちかゆき) 企業グループ
 株式会社 北翔 代表取締役、北海道中小企業家同友会 産学官連携研究会HoPE 代表世話人
 働き方改革がスタートし5年が経過しましたが、非正規雇用で働く人の割合も未だ多く、収入が低い層の割合も変わっていません。誰もが働けることで幸福になっていけた社会が、今や働いても働いても苦しいままの人の割合が増えています。この様な社会環境でSDGs を意識し取り組む人が増えるのでしょか? 働く人々はその気になるでしょうか?本音でお話したいと思います。

2023年7月25日(火)第3回
研究者の役割=知った者の責務
●山中 康裕(やまなか やすひろ) 研究者グループ 
 北海道大学大学院地球環境科学研究院・教授、RCE 北海道道央圏・副代表
 「国連75 周年の3つの問い」に対して、我々は「研究者は、その能力や立場を活かし、人々を繋ぎ、持続可能な世界や人々の幸せを構築する責務を担う」ことを回答しました。これを実行するための活動を紹介します。

2023年8月29日(火)第4回
市民の自発的活動が社会を変える
―NPO・NGOが果たす役割とは?
●中西 希恵(なかにし きえ) NPO/NGO グループ
 NPO 法人北海道NPO サポートセンター理事
●佐藤 雅一(さとう まさかず) NPO/NGO グループ
 北海道NGO ネットワーク協議会理事、北海道YMCA
 SDGs が掲げる持続可能で公正な社会に向けた目標は、NPO・NGO が取り組んできたことやそのめざす姿と重なります。国益や営利追求を目的としないNPO・NGO は、何を大切と考え、どのような世界を目指しているのでしょうか? 共に考えましょう。

2023年9月26日(火)第5回
自治体のSDGsへの取組:市民との対話
●佐竹 輝洋(さたけ あきひろ) 札幌市環境局環境政策課
●北海道総合政策部計画局計画推進課(報告者調整中)
 自治体のこれまでのSDGs への取組や今後の展望などについて紹介いただくとともに、地域で多様な取組みを進める市民との対話の場としたいと思います。

☆詳しくはこちらをご覧ください↓
 http://www.sapporoyu.org/modules/sy_course/index.php?id_course=885