ESDの推進

「第6回全国ユース環境活動発表大会全国大会」の審査結果について

環境活動を行っている全国の高校生を対象とする「全国ユース環境活動発表大会」全国大会の審査結果についてお知らせします。

全国8地区の地方大会から審査委員による選考等を経た高校生等の発表動画を審査する全国大会(全国審査会)を2月3日に実施し、環境大臣賞等を決定しました。また2月5日に全国大会出場高校生等により交流会を実施。コロナ禍での活動の状況、持続可能な社会(将来)へ自身の思い、他の活動へのエールなど意見交換を行いました。

 

1 大会の目的

 我が国は、本格的な少子高齢化・人口減少社会を迎えるとともに、地方から都市への若年層を中心とした流入が続き、地方の若年人口・生産年齢人口の減少が止まらず、人口の地域的な偏在が急速に進んでいます。
 こうした現状は、環境へも大きな影響を及ぼしており、環境・社会・経済のそれぞれの課題は、複雑多岐に連関しており、環境課題の解決は他の社会課題との統合的な同時解決が不可欠となってきています。
 一方で、2050年代の社会を創るであろう、高校生等のユース世代が、全国各地で、社会課題解決のためにはつらつと実践活動を日々展開しています。このような、未来を創るユース世代の活動について、優れた環境活動事例を発表する場を設けるとともに、表彰等を行うことによって、しっかりと実践活動をサポートしていきます。「全国ユース環境活動発表大会」は、それらの取組を通じて、持続可能な地域循環共生圏を実現することを目的としております。
 なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐ必要から、2020年度は「Web発表大会」の形式で大会を実施。「Web発表大会」では、応募団体から提出された発表動画をもとに審査・投票を行い、各賞の受賞団体を決定しました。

● 過去の受賞活動はコチラ
 https://www.erca.go.jp/jfge/youth/topics/past_jigyou.html

 

2 実施主体

○主催:全国ユース環境活動発表大会実行委員会
   (環境省/独立行政法人環境再生保全機構/国連大学サステイナビリティ高等研究所)
○後援:読売新聞社
○協力:地方環境パートナーシップオフィス(EPO)、
    地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、
    ESD活動支援センター
○協賛:キリンホールディングス株式会社、協栄産業株式会社、
    SGホールディングス株式会社、株式会社タニタ

 

3 審査・投票結果

○環境大臣賞:宮城県農業高等学校
○環境再生保全機構理事長賞:長崎県立諫早農業高等学校
○国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞:富山県立滑川高等学校 
○読売新聞社賞:愛媛県立長浜高等学校
○特別賞(高校生選考賞):青森県立むつ工業高等学校
○特別賞(先生選考賞):長野県長野高等学校・長野日本大学高等学校
○優秀校:北海道標茶高等学校、北海道美幌高等学校
     東京都立富士高等学校、東京都立府中東高等学校
     大阪府立豊中高等学校能勢分校、京都府立北稜高等学校
     広島県立世羅高等学校、広島県立祇園北高等学校
     香川県立多度津高等学校、福岡県立伝習館高等学校

 ※高校生選考賞・先生選考賞:全国大会参加団体の高校生等・先生が投票した結果
 ※活動概要は、添付資料参照

 

添付資料

 

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
直通 03-3406-5181
室長 三木 清香
室長補佐 長谷川 学

引用:https://www.env.go.jp/press/109073.html