北海道メジャーグループ・プロジェクト

【開催報告】北海道メジャーグループ・プロジェクト2021 ユースグループミーティング

チーム「北海道メジャーグループプロジェクト2021」主幹団体:北海道地方ESD活動支援センター、さっぽろ自由学校「遊」)では、北海道の持続可能な社会づくりのために「誰一人取り残さない」ことを目指し北海道の未来像を探る成果を社会に発信していくために、現在、本プロジェクトでは計9つのグループで、未来と今を考える対話を行っています。

北海道地方ESD活動支援センターではそのうちの1つであるユース(子ども・若者)グループミーティングを開催しました。

概要

[開催日程] ※各回19:00~20:30に開催
10/21(木) 第1回・考えよう私たちの時代のこと
10/28(木) 第2回・SDGs(2030年)のその先、大丈夫そ?
11/4(木)  第3回・未来はいくつも存在する、シナリオを描こう
11/11(木)    第4回・確実なこと、不確実なこと、これからの時代の学び方って?
11/19(金) 第5回・再び私たちのシナリオを描く

[開催方法] オンライン会議ツールZoomを使用。
[参 加 者] 道内外の高校生から若手社会人まで様々な方が12名参加しました(関係者3名含む)

[ワークショップコーディネーター]
任意団体「snug」代表 長谷川 友子さん
1998年生まれ、江別市出身。2020年4月にユースを中心とした対話の場づくりを行う任意団体「snug」(旧:任意団体「話をしよう」)を設立。持続可能な社会の実現に向けた取組を生み出すことを目的としたワークショップのデザインやファシリテーション活動を行っている。これまで10回の主催事業のほか、札幌市環境局、札幌市男女共同参画センター、学生組織SASH(法政大学)、江別蔦屋書店とともに、小学生から若手社会人までおよそ230人のユースと対話を行ってきた。また、札幌市が2021年10月から2022年3月にかけて開催する「企業×ユースによるSDGs協働ワークショップ『SDコン』」のファシリテーション及びユースコーディネーターを担当する。

[主  催]北海道地方ESD活動支援センター

 

昨年は自分たちの現状、内面について話をして「自分たちには自信がない」「「やりたい」が叶えられる社会がいい」という結論を出しました。

今年は、昨年の結論に共感を得たうえで、こども権利条約や衆院選、SDGsを取り上げて自分たちの置かれている環境について話をしました。環境問題、ジェンダー問題、今後の教育について、など様々なものが出ましたが、「ユースに関係ないものってあんまりないのかも、、」という気づきを得ました。外的環境要因がどれくらい自分たちに影響を及ぼすか、それは変化しやすいものか、という2軸を置いてシナリオプランニングのやり方をもとに、自分たちの望む未来とは?と考えました。今年のユースグループミーティングでは、自分たちの望む未来について主体的に考えることができました。

ここ数年で、「ユースの声を聞こう」「ユースの考えを話してください」という場が増えているように感じます。まだ言葉になっていない、発信されていない考えや意見が対話の場でどんどん拾われるようになればいいなと思いますし、この企画も強力な場の一つになれればと思います。ユースグループミーティングやユースの声をもっと詳しく知りたいという方は、ぜひお気軽にご連絡ください。(担当者:小路 shoji@epohok.jp)

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!