国立公園のブランドプロミスの決定について
環境省では、この度、国立公園のブランドプロミスを決定したため、お知らせいたします。
このブランドプロミスは、国立公園が来訪者・地域に約束することとして定めたもので、今後は、環境省や地域・関係者がこれを共通の理解として持ち、日本の国立公園が世界からのデスティネーション(目的地)となることを目指したブランド化の取組を一層進めていきます。
また、ブランドプロミスを実現し続けるために、環境省が地域・関係者と一緒に9つのブランディング活動にも取り組んでいきます。
このブランドプロミスは、国立公園が来訪者・地域に約束することとして定めたもので、今後は、環境省や地域・関係者がこれを共通の理解として持ち、日本の国立公園が世界からのデスティネーション(目的地)となることを目指したブランド化の取組を一層進めていきます。
また、ブランドプロミスを実現し続けるために、環境省が地域・関係者と一緒に9つのブランディング活動にも取り組んでいきます。
<国立公園のブランドプロミス>
・ 感動的な自然風景
・ サステナビリティへの共感
・ 自然と人々の物語を知るアクティビティ
・ 感動体験を支える施設とサービス
■ 国立公園のブランドプロミス設定の背景・趣旨
・ 環境省では、2016年から政府の「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき、日本の国立公園における上質なツーリズムを実現し、保護と利用の好循
環による地域活性化を図るため、国立公園満喫プロジェクトを推進してきました。
・ 2017年7月には国立公園の提供価値を整理し、ブランドメッセージ「その自然には、物語がある。」や国立公園統一マークを定め、日本の国立公園が世
界からのデスティネーション(目的地)となることを目指し、ブランド化を進めてきました。
・ 国立公園満喫プロジェクトは、当初は先行8公園等において集中的に取組を実施してきましたが、2021年以降は、利用面での施策を強化した改正自然公
園法(2022年4月施行)の運用も含め、全34公園への水平展開を進めているところです。
・ このような中で、国立公園満喫プロジェクト有識者会議の意見を踏まえ、これまでの取組実績に基づき、国立公園のブランディングをさらに強化するた
め、国立公園のブランドプロミス(国立公園が来訪者・地域に約束すること)として4項目を定めました。
・ 今後は、環境省と地域・関係者が共通の理解を持って取組を進めるインナーブランディングに、ブランドプロミスを活用していきます。
・ また、今後、本ブランドプロミスを国立公園のブランド戦略の根幹として、全ての国立公園の共通の管理運営指針に位置づけ、個々の国立公園に関する
取組方針に反映し、公園毎に必要な具体の取組を実施するとともに、年1回、進捗状況を把握し、国立公園満喫プロジェクト有識者会議に報告すること
といたします。
環による地域活性化を図るため、国立公園満喫プロジェクトを推進してきました。
・ 2017年7月には国立公園の提供価値を整理し、ブランドメッセージ「その自然には、物語がある。」や国立公園統一マークを定め、日本の国立公園が世
界からのデスティネーション(目的地)となることを目指し、ブランド化を進めてきました。
・ 国立公園満喫プロジェクトは、当初は先行8公園等において集中的に取組を実施してきましたが、2021年以降は、利用面での施策を強化した改正自然公
園法(2022年4月施行)の運用も含め、全34公園への水平展開を進めているところです。
・ このような中で、国立公園満喫プロジェクト有識者会議の意見を踏まえ、これまでの取組実績に基づき、国立公園のブランディングをさらに強化するた
め、国立公園のブランドプロミス(国立公園が来訪者・地域に約束すること)として4項目を定めました。
・ 今後は、環境省と地域・関係者が共通の理解を持って取組を進めるインナーブランディングに、ブランドプロミスを活用していきます。
・ また、今後、本ブランドプロミスを国立公園のブランド戦略の根幹として、全ての国立公園の共通の管理運営指針に位置づけ、個々の国立公園に関する
取組方針に反映し、公園毎に必要な具体の取組を実施するとともに、年1回、進捗状況を把握し、国立公園満喫プロジェクト有識者会議に報告すること
といたします。
以上
■ ブランドプロミスを実現するためのブランディング活動
・ 全ての国立公園で、「ブランドプロミスを実現し続けるため、環境省と地域・関係者が一緒に取り組むこと」として、以下の9つのブランディング活動
を定めました。
① 自然・生活・文化・歴史を把握し、物語(ストーリー)を明らかにし、保護と利用の方針を定め、行動計画を作成します。
② 地域のコーディネーターとして、地域の多様な主体と一体となって公園管理や魅力の発信に取り組みます。
③ 自然の風景や野生生物、生態系を保護・再生します。
④ 利用のルール、限定体験、利用者負担等に取り組み、公正な利用とその対価が保護に再投資される仕組みをつくります。
⑤ 脱炭素化や地産地消などに取り組み、持続可能な地域づくりに貢献します。
⑥ 物語(ストーリー)に沿った魅力的な自然体験コンテンツと体験コースをつくります。
⑦ 集団施設地区・温泉街等の利用拠点の魅力向上を図ります。
⑧ 魅力的な利用施設の整備・管理を進めます。
⑨ 統一したメッセージ、デザインを活用し、国立公園に関する情報を広く発信し、理解拡大に努めます。
を定めました。
① 自然・生活・文化・歴史を把握し、物語(ストーリー)を明らかにし、保護と利用の方針を定め、行動計画を作成します。
② 地域のコーディネーターとして、地域の多様な主体と一体となって公園管理や魅力の発信に取り組みます。
③ 自然の風景や野生生物、生態系を保護・再生します。
④ 利用のルール、限定体験、利用者負担等に取り組み、公正な利用とその対価が保護に再投資される仕組みをつくります。
⑤ 脱炭素化や地産地消などに取り組み、持続可能な地域づくりに貢献します。
⑥ 物語(ストーリー)に沿った魅力的な自然体験コンテンツと体験コースをつくります。
⑦ 集団施設地区・温泉街等の利用拠点の魅力向上を図ります。
⑧ 魅力的な利用施設の整備・管理を進めます。
⑨ 統一したメッセージ、デザインを活用し、国立公園に関する情報を広く発信し、理解拡大に努めます。
連絡先
環境省自然環境局国立公園課
- 代表 03-3581-3351
- 直通 03-5521-8278
- 課長 則久 雅司
- 課長補佐 宮澤 泰子
- 課長補佐 山崎 麻里
環境省自然環境局国立公園利用推進室
- 直通 03-5521-8271
- 室長 岡野 隆宏
- 室長補佐 川瀨 翼