IPCCシンポジウム「気候変動への適応」の開催について
１．概要
気候変動の影響はすでに顕在化し、今後増大することが予測されています。その影響を回避・軽減する取組が求められるなか、世界は昨年12月の気候変動枠組条約第24回締約国会議（COP24）において、パリ協定に関する実施指針を採択し、気候変動対策の歩みを進めています。
気候変動に関する政府間パネル（IPCC）は、昨年10月の第48回総会を経て公表された「1.5℃特別報告書」など、これら気候変動対策に必要な科学的知見を提供する重要な役割を担っています。本年5月には、京都議定書誕生の地である京都市で、第49回総会を開催します。本総会では、我が国が長年にわたって活動を支えており、またパリ協定の実施にとっても重要な、各国の温室効果ガス（GHG）算定のためのガイドライン方法論報告書の改良版（2019年方法論報告書）が議論される予定です。さらにIPCCは、今年公表予定の「土地関係特別報告書」及び「海洋・雪氷圏特別報告書」、2021年から2022年公表予定の、より包括的な内容を網羅する「第6次評価報告書」の作成を進めています。
本シンポジウムにおける基調講演では、IPCCの第2作業部会及びインベントリータスクフォース（TFI）から共同議長計2名をお迎えし、これらIPCCの取組を紹介いただくとともに、パネルディスカッションでは、気候変動に対する企業活動等の備えや啓発方法に焦点を当て、各セクターから取組を報告いただき、今後の展開を議論します。
２．日程等
日時 平成31年2月19日（火）13:30～16:40（開場 13:00）
場所 千代田放送会館2階ホール
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-1
主催 環境省、京都市
＊同時通訳（日本語・英語）あり
定員 200名
３．プログラム（予定）
◆開会挨拶 環境省
◆基調講演
◎講演1
「IPCC第6次評価報告書作成に向けて」
ハンス・ポートナー IPCC第2作業部会（WGⅡ）共同議長
◎講演2
「IPCC第49回総会の京都開催に向けて」
田辺 清人 IPCCインベントリータスクフォース（TFI）共同議長
◆パネルディスカッション
登壇者
モデレーター 田辺 清人 IPCC TFI共同議長
パネリスト（１） ハンス・ポートナー IPCC WGⅡ共同議長
パネリスト（２） 肱岡 靖明 国立環境研究所気候変動適応センター副センター長
パネリスト（３） 三浦 仁美 積水化学工業株式会社経営戦略部環境経営グループ担当部長
パネリスト（４） 秋元 智子 全国温暖化防止活動推進センター専務理事
パネリスト（５） 下間 健之 京都市環境政策局地球環境・エネルギー担当局長
パネリスト（６） 大井 通博 環境省地球環境局総務課研究調査室長
４．参加申込
参加料無料、事前申込制となっております。
2月15日（金）までにウェブサイト（https://business.form-mailer.jp/fms/2c83c8de72751）、Eメール(climate@gef.or.jp)、電話（03-5825-9735）またはFax(03-5825-9737)よりお申し込み下さい。なお、マスコミ関係の方は、必ず事前に上記申し込み先まで取材登録をお願いいたします。
※参加募集は期限内であっても定員に達し次第締め切らせて頂きます。ご了承ください。
５．その他
遠方で参加できない方のため、シンポジウムを中継配信いたします。また、紙資源節約のため、資料をウェブサイトで提供する予定です。
(URL) https://www.gef.or.jp/news/event/190219ipccsympo/
個人情報の取り扱いについて（一般財団法人地球・人間環境フォーラム）
お預かりする個人情報は、本シンポジウムの傍聴受付のために利用させていただきます。
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添付資料
連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8247
- 室長大井 通博（内線 6730）
- 室長補佐長谷 代子（内線 7761）
- 担当濱 和宏（内線 7764）
- 加藤 尚（内線 7761）