行政(環境省)の環境情報

「生物多様性民間参画ガイドライン(第2版)案」に関する意見募集(パブリックコメント)について(締切 11/23)

 環境省では、2009年に策定しました「生物多様性民間参画ガイドライン(第1版)」について、策定後の生物多様性に関する社会的状況の変化を踏まえ、同ガイドラインの改訂の作業を進めてまいりました。
 今般、同ガイドラインの改訂案を取りまとめましたので、広く国民の皆様から御意見を伺うため、10月24日(火)から11月23日(木)までの間、意見募集を実施いたします。
 

1.生物多様性民間参画ガイドライン改訂の背景

 環境省では、生物多様性の保全と持続可能な利用を進めていく上で、企業活動が重要な役割を担っているという認識の下、事業者向けに、基礎的な情報や考え方などを取りまとめた「生物多様性民間参画ガイドライン」を2009年に策定しました。

 その後、2010年に愛知県で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で新戦略計画2011-2020(愛知目標)が採択され、2015年には国連持続可能な開発サミットで持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。また、ISO14001の改訂やESG投資の拡大など、様々な動きがあり、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する事業者への期待は年々高まっている状況にあります。

 そこで、2016年度より有識者からなる「生物多様性民間参画ガイドラインの改訂に関する検討会」を設け、同ガイドラインの改訂に向けた検討を進めてきました。

 今般、同検討会の議論を踏まえ、環境省において、「生物多様性民間参画ガイドライン(第2版)案」について取りまとめたので、広く国民の皆様からの御意見を募集します。

2.改訂の主なポイント

(1)生物多様性に関する最近の動向(SDGsの採択、ESG投資の拡大等)を追記し、事業者に生じうるリスクとチャンスについて解説

(2)企業活動は生物多様性に影響を及ぼすだけでなく、その保全等に貢献できる面があることについても解説

(3)業種別に、原材料調達、生産、加工等の事業活動ごとの「活動と生物多様性の関係」を明記

(4)体制構築や目標設定などの取組ごとに、キーメッセージ、考え方、実践のためのヒント、事例等の基本的な考え方を明記

3.意見募集要項

(1)意見募集対象

「生物多様性民間参画ガイドライン(第2版)案」

※意見募集と併せて以下の資料を添付します。

 別添1:意見提出様式

 参考1:生物多様性民間参画ガイドラインの改訂について(概要)

 参考2:生物多様性民間参画ガイドラインの改訂に関する検討会の概要

 

(2)資料の入手方法

 [1]インターネットによる閲覧

・環境省ウェブサイト http://www.env.go.jp/info/iken.html

・電子政府の総合窓口[e-Gov] http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public

 [2]環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室にて配布

 

(3)意見募集期間

平成29年10月24日(火)~平成29年11月23日(木)必着

 

(4)意見提出方法

 電子政府の総合窓口[e-Gov]の意見提出フォーム、次の様式によるファックス又は郵送のいずれかの方法で提出してください。

 

【意見提出様式】

[宛先]環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室 あて

[件名]生物多様性民間参画ガイドライン(第2版)案

[氏名] (企業・団体の場合は、企業・団体名、部署名及び担当者名)

[〒・住所]

[電話番号]

[ファックス番号]

[意見]

  • 該当箇所(どの部分についての意見か、該当箇所がわかるように質問番号などを明記してください。)
  • 意見内容(1000字以内で簡潔に記載して下さい。)

※御意見は、日本語で御提出ください。

※電話での意見提出はお受けしかねます。

※御提出いただきました御意見については、名前、住所、電話番号、ファックス番号及び電子メールアドレスを除き、すべて公開される可能性があります。

※御意見中に、個人に関する情報であって特定の個人が識別しうる記述がある場合及び法人等の財産権等を害するおそれがあると判断される場合には、公表の際に該当箇所を伏せさせていただくこともあります。

 

(5)意見提出先

○電子政府の総合窓口[e-Gov]意見提出フォーム

 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public

○ファックス又は郵送

 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室あて

 郵送の場合    〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2

 ファックスの場合 03-3591-3228

※郵送の場合は封筒の表面に、ファックスの場合は件名に、「「生物多様性民間参画ガイドライン(第2版)案」に対する意見」と記載してください。

 

(6)意見への対応

 皆様からいただいた御意見については、生物多様性民間参画ガイドライン(第2版)の作成にあたって参考とさせていただくとともに、御意見の概要とそれについての考え方を取りまとめた上で公表する予定です。なお、いただいた御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
代表   03-3581-3351
直通   03-5521-8150
室長   長田 啓  (内6661)
室長補佐 西田 将人 (内6662)
担当   野口 智彬 (内6490)
引用 http://www.env.go.jp/press/104677.html