平成29年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画コンクールの実施について(締切 6/9)
環境省及び動物愛護週間中央行事実行委員会では、平成29年度動物愛護週間に際し、普及啓発を行うためのポスターのデザイン絵画を公募します。
最優秀作品の作者には環境大臣賞が贈られるとともに、最優秀作品に基づいて動物愛護週間ポスターを作成し、全国の自治体等に配布して広く活用されます。
1.公募の趣旨
国民の間に動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、「動物の愛護及び管理に関する法律」で動物愛護週間(毎年9月20日~26日)が定められています。
環境省では、毎年、動物愛護週間ポスターを作成して全国の自治体等に配付しており、ポスターのデザイン絵画を広く一般に公募することによって、動物愛護週間の普及と国民の動物愛護管理に関する意識の一層の高揚を図るものです。
2.デザイン絵画のテーマ
「ペットも守ろう!防災対策」
平成23年の東日本大震災、昨年4月の熊本地震では、人のみならず多くのペットも被災しました。
災害時、飼い主とペットが一緒に避難し、避難先で周りの人に配慮しながら互いの安全を守るには、普段からペットのしつけや健康管理を行い、ペットを様々な環境に慣らしておくことが重要です。避難先には、動物が好きな人、嫌いな人、アレルギーを持つ人、幼い子供など多くの人が集まるため、飼い主は普段よりも周りの人へ配慮することが求められます。
そこで、平成29年度は「ペットも守ろう!防災対策」をメインテーマとし、災害に備えた動物の適正な飼育及びルールやマナーについて、広く普及啓発を行うために使用する作品を募集します。
(デザインを考える際の参考情報)
○地震に備えて家具の固定や転倒防止などの対策をとり、フードや水、薬など必要な物資を少なくとも5日分は用意しておきましょう。
○普段から家族や飼い主仲間と防災について話しあうとともに、緊急時にペットを預かってくれる人や場所を確保しておきましょう。
○ペットが迷子になって保護されたとき、すぐに飼い主がわかるように、迷子札やマイクロチップなど身元を示すものをつけておきましょう。
○ペットと離ればなれになっても迷惑をかけないよう、繁殖制限(不妊去勢手術)をしておきましょう。
○避難所では迷惑にならないように、むやみに吠えない、キャリーバックやケージに慣らしておく、他人に友好的に接することができるなどのしつけを普段からしておきましょう。
○避難先には多くのペットが集まるため、予防接種やノミなどの外部寄生虫の駆除をしっかり行いましょう。
3.各賞
最優秀賞(環境大臣賞) 1点 賞状・記念品(図書カード5万円程度)
優秀賞(動物愛護週間中央行事実行委員会委員長賞) 5点 賞状・記念品(図書カード1万円程度)
最優秀作品については今年度の動物愛護週間ポスターとして採用し、全国の自治体、関係省庁、報道機関等に配布するとともに、動物愛護管理行政の推進を図るための資料として活用します。
4.主催
環境省、動物愛護週間中央行事実行委員会(環境省・東京都・台東区・公益財団法人日本動物愛護協会・公益社団法人日本動物福祉協会・公益社団法人日本愛玩動物協会・公益社団法人日本獣医師会・公益社団法人日本動物園水族館協会・一般社団法人家庭動物愛護協会・一般社団法人日本新聞協会・一般社団法人日本雑誌協会)
5.審査方法
環境省及び動物愛護週間中央行事実行委員会が選任する審査員が、審査を行ないます。審査員は、動物の愛護管理の専門家、デザインの専門家、マスコミ関係者、国及び地方自治体の動物愛護管理行政担当職員等で構成する予定です。
6.スケジュール(予定)
平成29年6月9日(金)募集締切(当日消印有効)
平成29年6月下旬審査会-各賞決定
平成29年7月結果発表(環境省ホームページ等で公表)
平成29年8月ポスターの印刷・全国配布
平成29年9月表彰式(動物愛護フェスティバル)
7.募集作品
絵画 四つ切り画用紙(542mm×382mm)を縦長で使用
※作品作成上の注意事項
・彩色及び画材は自由です。ただし、立体物の使用は禁じます。
・対象となる動物は、哺乳類、鳥類及び爬虫類とし、両生類、魚類、昆虫等は対象としません。
・作品に標語やキャッチフレーズを挿入する場合は、テーマに合ったものを挿入してください。なお、文字の入らないデザインも可能です。
・野生動物を安易にペットとして飼養できると思わせるようなデザインは避けてください。
・動物に過度な接触(キス等)をしているデザインは避けてください。
・関係法令等を遵守した内容のデザインとしてください。例えば、犬をモデルに使用する場合は、首輪や鑑札(狂犬病予防法に基づき交付されたもの)を装着していることが分かるようにします。また、放し飼いやノーリードでの運動を思わせるようなデザインは避けてください。
8.応募資格
特になし
9.応募方法
(1)記入事項
氏名、住所、年齢、電話番号、勤務先(学校名・学年)、作品についてのコメント(100文字程度)を所定の応募票に記入し、絵画裏面に添付してください。
(2)応募条件
・1人複数応募が可能です。ただし、用紙1枚につき作品1点とします。
・作品を折り曲げたり丸めたりせずに送ってください。
(3)作品応募先
公益財団法人 日本動物愛護協会
住所:〒107-0062東京都港区南青山1-15-15乃木坂パークフロント2F
電話:03-3478-1886
10.応募上の注意
・応募作品の著作権は、主催者側に帰属するものとします。
・応募は、未発表のオリジナル作品に限ります。他の作品の模倣や類似と認められる作品は、入賞決定後であっても賞を取り消す場合があります。
・応募作品は返却しません。
・コンクールの結果発表の際には、最優秀賞及び優秀賞のデザイン絵画画像、入賞者氏名とお住まいの都道府県名を記載して発表します。
・最優秀賞の作品については今年度の動物愛護ポスターのデザインとして採用し、「動物愛護週間9月20日~26日」等の文字挿入等の補作を行います。また、ポスターには、最優秀賞入賞者の氏名、お住まいの都道府県名、作品へのコメントを掲載します。
・最優秀賞及び優秀賞への入賞者については、例年9月に都内で開催される動物愛護フェスティバルにおいて表彰式を行います。表彰式出席に係る国内旅費(入賞者本人及び入賞者の保護者等随行者1名)については、環境省から支出します。
・ポスターの色調は印刷のため、実物と異なる場合があります。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
代 表:03-3581-3351
室 長:則久 雅司(内線:6651)
室長補佐:徳田 裕之(内線:6652)
担 当:雨宮 俊 (内線:6657) - 引用 http://www.env.go.jp/press/103953.html