「ESG地域金融実践ガイド2.1」の公表について
環境省では、地域の持続性の向上や地域循環共生圏の創出に資するESG金融促進を図るべく令和元年度「地域におけるESG金融促進事業」によりESG地域金融に取り組もうとする金融機関向けの手引きとして「ESG地域金融実践ガイド」を策定いたしました。
以後、令和2年度に改訂版「ESG地域金融実践ガイド2.0」を公表し、今年度、同事業で12の金融機関による10案件の支援を実施し、その支援結果から「ESG地域金融実践ガイド2.1」を取りまとめましたのでお知らせ致します。
本ガイドはESG地域金融実践におけるステークホルダーとの連携手法や、取組に当たってのポイントなどを、支援事例等を踏まえて解説しています。
以後、令和2年度に改訂版「ESG地域金融実践ガイド2.0」を公表し、今年度、同事業で12の金融機関による10案件の支援を実施し、その支援結果から「ESG地域金融実践ガイド2.1」を取りまとめましたのでお知らせ致します。
本ガイドはESG地域金融実践におけるステークホルダーとの連携手法や、取組に当たってのポイントなどを、支援事例等を踏まえて解説しています。
1.背景
パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)などを背景として、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)を考慮した資金の流れが世界的にかつ急速に広がっています。
我が国においても公的資金だけでなく、民間資金も導入し、環境課題と経済・社会的課題の同時解決に向けた取組を広めていかなければなりません。
世界的には直接金融が中心となりESG要素を考慮した投融資を拡大していますが、我が国では間接金融による資金調達の割合が大きいことから、特に、地域金融機関は地域の核として、地域の持続可能性の向上に資するESG地域金融の実践が期待されています。
2.目的
本実践ガイドは、地域金融機関が事業性評価に基づく融資・本業支援等の金融行動においてESG要素を考慮し、組織全体としてESG地域金融に取り組むための手引きです。「地域におけるESG金融促進事業」を通じて得られた経験と成果を共有し、これからESGに取り組もうとする地域金融機関にとっての道しるべとなることを目的としています。
3.関連する取組について
本ガイドに関連して、農林水産省では今年度より、農林水産業・食品産業に特化して課題や事例を整理した「農林水産業・食品産業に関するESG地域金融実践ガイダンス」を作成しています。
詳細は添付資料を御参照ください。
添付資料
- ESG地域金融実践ガイド2.1 [PDF 11.0 MB]
- 概要版・読み方 ESG地域金融実践ガイド2.1 [PDF 2.1 MB]
- ESG地域金融実践ガイド 別添資料:事例集 [PDF 3.1 MB]
- 連絡先
- 環境省大臣官房環境経済課
代 表 03-3581-3351
直 通 03-5521-8240
課 長 波戸本 尚(内線6260)
室 長 近藤 崇史(内線5643)
担 当 森田 祐輔(内線5650)
担 当 飯村 裕貴(内線5649)
担 当 脇 敬允(内線5653)
担 当 下野 陽一(内線5654)