SDGs達成のための革新的資金調達に関するハイレベル会合の開催
- 9月26日, 本年「開発のための革新的資金調達リーディング・グループ」の議長国である日本はニューヨークにおいて, SDGs達成のための革新的資金調達に関するハイレベル会合を開催しました。
- 開会挨拶では,茂木敏充外務大臣から,本年日本が議長国を務めたG20大阪サミットで発出した「G20大阪首脳宣言」の中で,SDGsの達成のために革新的資金調達が担う役割の重要性を首脳レベルで確認した旨紹介しました。その上で,SDGsを達成するために必要とされる年間約2兆5千億ドルを埋めるため,今次会合における各国の取組の共有を通じて,革新的資金調達のさらなる推進に向けた機運を高めたいと述べました。
- 会合においては,経済協力開発機構(OECD)及び国連経済社会局からのプレゼンテーションに続いて,フィリップ・ドゥスト=ブラジー元仏外務大臣,ジャン=バティスト・ルモワンヌ・仏・欧州・外務担当国務大臣,ウングボ国際農業開発基金(IFAD)総裁,アクセル・ヤコブセン・ノルウェー国際開発副大臣等から,ブレンディッド・ファイナンスや社会的インパクト投資等の様々な革新的資金調達に関する各国・機関の取組事例や,今後の資金調達拡大に向けた協力の在り方等について発言があり,有意義な意見交換が行われました。