【参加報告】北海道地方ESD活動支援センターのご紹介機会をいただきました。
道央ブロック(後志・石狩・空知管内)の社会教育関係者が一堂に会して、それぞれの課題と解決策を協議する場、また、社会教育に関する情報交換の場である「道央ブロック社会教育研究協議会空知大会」において、北海道地方ESD活動支援センターのご紹介をさせていただきました。
概要
事業名:平成29年度道央ブロック社会教育研究協議会空知大会
研究テーマ:地方創生の時代における社会教育行政の在り方
~「学び」と「活動」の循環を促すための方策について~
日時:平成29年9月7日(木)13:00~8日(金)12:15
場所:岩見沢市生涯学習センター「いわなび」2階研修室(岩見沢市4条西1丁目3-4)
プログラム
・開会式
・基調講演「地方創生時代と社会教育主事」
講師:北翔大学生涯スポーツ学部健康福祉学科 教授 阿部豊氏
・説明「北海道社会教育セミナー等における研究テーマについて」
説明者:北海道立生涯学習推進センター グループ社会教育主事 吉光寺勝己氏
・研究協議「学びと活動の循環について」
ファシリテーター:空知社会教育研究協議会
・ふりかえり「学びと活動の循環について」
ファシリテーター:空知社会教育研究協議会
・講評
北海道立生涯学習推進センター グループ社会教育主事 吉光寺勝己氏
・情報提供
①環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)
②国立大雪青少年交流の家
主催:北海道社会教育主事会協議会
主管:空知社会教育研究協議会
後援:北海道教育庁石狩教育局、北海道教育庁後志教育局、北海道教育庁空知教育局、北海道立生涯学習推進センター、岩見沢市、岩見沢市教育委員会
始めに、北翔大学の阿部氏より教育基本法や社会教育法、図書館法、中央教育審議会答申等をもとに持続的な社会づくりのために、社会教育主事が取り組むべきことについてご講演いただきました。次に、北海道立生涯学習推進センターの吉光氏より、北海道社会教育主事会協議会が取り組まれてきた研究テーマとその成果(成果の1つとして作成された動画「北海道の生涯学習の現状」をご覧ください。)についてご説明いただき、今年は「地方創生の時代における社会教育行政の在り方~「学び」と「活動」の循環を促すための方策について~」について研究を行っていくことが発表されました。
次の研究協議において、行政と地域住民が協働で運営を行う事業における問題点とその原因の追究についてグループワークが行われました。どのグループにも共通で出た話題問題点として「事業のマンネリ化」「地域住民の担い手の硬直化」「住民のニーズを十分に把握できていない」等があげられました。これに対する解決策は、2日目に協議されたようです。
研修1日目の最後の情報提供でお時間をいただきまして、ESDの概要と北海道地方ESD活動支援センターの経緯と概要についてご紹介させていただきました。研修の中では、ESDが目指すところの「持続可能な地域づくりの担い手を育む」ことが随所にでてきており、そのために社会教育はどのように貢献していくべきかが、研修の中で議論されていました。ESDセンターとして、社会教育主事の皆さんの取り組みをサポートしていきます。なお、今月道央ブロック他、道北・道南・道東ブロックで開催される社会教育主事等の研修会すべてにおいてESDセンターのご紹介をする機会をいただいております。
貴重な機会を提供くださった北海道社会教育主事会協議会の皆さま、本研修をご担当いただいた空知社会教育研究協議会の皆さまに心から感謝申し上げます。(大崎)