【登壇報告】ESD勉強会「第10回ESDの実践を学ぶ会」シリーズ~学校ESD実践の支援者と語る~
学校教育にESD実践のあり方を探り、実践者が分野や学校等を超えた学びの場づくりを行う「北海道学校ESD実践研究会」さん主催の勉強会にお呼びいただき、北海道地方ESD活動支援センターについてご紹介させていただきました。
概要
日時:平成29年8月18日(金)19:00~21:00
場所:札幌エルプラザ公共4施設2階 市民活動サポートセンター会議コーナー
(札幌市北区北8条西3丁目)
プログラム
・トークセッション「ESD活動支援センターの開設について~実践者はどう関わる?~」
ゲスト EPO北海道 大崎美佳
聞き手 北海道学校ESD実践研究会 武藤幹太氏
・ブレーンストーミング
・情報提供「続・新学習指導要領に係るESD、SDGsの取り扱いについて」
報告者 北広島市立東部小学校 設楽正敏氏
主催:北海道学校ESD実践研究会
北海道学校ESD実践研究会の武藤さんの進行のもと、大崎より平成29年9月29日開設予定の北海道地方ESD活動支援センターの設立までの経緯や目的と機能について紹介をさせていただきました。参加者の皆さんと意見交換では、「総合的な学習の時間で使えるプログラムづくりワークショップの開催」「教員とその他のセクターをつないだ学びの場がほしい」「教員としては目の前のことでいっぱいである」という意見や課題をお伺いすることができました。
北広島市立東部小学校の設楽さんより、学習指導要領の改訂の議論をとおして、ESDや持続可能性というキーワードがどこに出てきたのか、その変遷をご紹介いただきました。指導要領の改訂の中で、ESDは文章の中に盛り込まれてきた経緯がありましたが、最終的には多くの教員の目にとまるような形にはならない形になってしまったとのことでした。
現場の第一線でご活躍される教員の皆さまが多く参加する場で意見交換させていただく、貴重な機会となりました。ESDの実践をサポートしていくためにニーズに合わせて北海道地方ESD活動支援センターの体制を整備していきます。北海道学校ESD実践研究会の皆さまありがとうございました。(大崎)