【参加報告】 赤れんがガイアナイト2016
去る7月7日はクールアース・デー。道庁赤れんが庁舎で開催された環境フォーラムに参加して参りました。
環境フォーラム
◇ところ 赤れんが庁舎2階2号会議室・前庭・札幌市北3条広場
◇プログラム
18:00-19:00 環境フォーラム(赤れんが庁舎2階2号会議室)
株式会社日立製作所による環境フォーラム
~日立グループの環境への取り組み~
講師:株式会社日立製作所 長岡 康範氏
日立製作所といえば、家電製品から発電システムまで作成している会社です。フォーラムでは講師 株式会社日立製作所 CSR・環境戦略本部の長岡 康範氏より日立グループの環境への取組をうかがいました。
日立製作所は上述のとおり幅広い製品・サービスを生み出していますが、近年北海道に関わりのあるところといえば、北海道新幹線の車両および運行システム。また、北海道大学と連携した陽子線治療システム、そして夕張市で実施されている水道PFI事業等があるとのこと、北海道との関わりだけ見ても、多岐にわたる事業展開が窺がわれます。
日立製作所が製品に関連して排出される二酸化炭素について、排出される二酸化炭素のうちおよそ95%が製品が購入されてから排出されるものであるため、よりエコな製品を製造するための改良、風力発電システムの開発、鉄道車両の改良、今後電力消費量が増えていくデータセンターにおける対策、等々…。
また、地域・高等教育機関と連携した里山保全「ITエコ実験村」についてもご紹介いただきました。
フォーラム後は、赤レンガ前庭にて、キャンドルアートのの点灯式、札幌大谷大学学生によるコンサートが開かれました。
並べられたキャンドルに参加した市民の方々が火をともしていきます。
ともすころにはまだ明るいかな? というぐらいでしたが、点灯がすすむうちに薄闇が落ちてきました。
省エネなライフスタイル。フォーラムでも、各メーカーの省エネ技術がすすんでいますが、省エネには「気をつかうとできること」も多い、とお話がありました。なにを選び、どう組み合わせ、どう使い、どう過ごすか… 炎を見つめながら、そんなことを考えたひと時でした。