開催日時：平成27年10月27日（火曜日）18:00～20:０0

開催場所：北海道旧本庁舎（赤レンガ庁舎）2階2号会議室

「自然環境保全を担う人材育成のためのセミナー　自然環境保全を仕事にしよう！」は今年10月～来年2月まで5回にわたって開催される連続セミナーで、行政から企業、NPOなど「自然環境保全」という職場で活躍している方にご登場いただき、その仕事内容、やりがい、ユニークなエピソードなどを語っていただくものです。第一回は「アツいぜ！　自然環境を守る行政マン！」と題し、自然環境に関わる公務員の皆さん4名のお話をうかがいました。
このセミナーは、アサヒビール株式会社の『アサヒスーパードライ「うまい！を明日へ！」プロジェクト』による寄付金を活用して実施されています。

次第
１　開会
２　あいさつ
アサヒビール株式会社北海道統括本部　営業企画部長　椙下 暢浩さん
３　自然環境保全のシゴト紹介
○竹中康進さん（環境省羽幌自然保護官事務所自然保護官）
○石井弘之さん（北海道環境生活部環境局生物多様性保全課主査）
○畠山亜希子さん（札幌市環境局環境投資推進部環境共生推進担当課生物多様性保全係長）
○名内隆さん（栗山町教育委員会社会教育グループ主査）
４　パネルディスカッションと質問タイム
トータルナビゲーター　能條　歩さん（北海道教育大学岩見沢校　教授）
５　中締め
６　個別質問タイム

［主催］公益財団法人北海道環境財団、北海道、北海道環境教育等推進協議会
［共催］北海道生物多様性保全活動連携支援センター（HoBiCC）
［協賛］アサヒビール株式会社
［後援］北海道教育委員会
［広報協力］株式会社北海道アルバイト情報社

アサヒビール株式会社北海道統括本部　営業企画部長　椙下 暢浩さんよりご挨拶の後、国（環境省）、道、札幌市、栗山町で環境保全に公務員という立場で関わってらっしゃる4名の方のお話をうかがいました。
それぞれ、入庁からどのような仕事を経験しながら、現在従事するお仕事に携わっているのかについてお話がありました。

4者それぞれの日々の経歴やお仕事内容をうかがっていて、共通しているのは以下のような点でした。
・必ずしも希望通りの職務に従事できるとは限らない（但し希望は出せる）
・人事異動がある（さまざまな仕事が経験できる。視野が広がる。過去に経験したことが、一見無関係に見えても後の仕事に良い知見となる）
・事務仕事の割合が高い（自然と同じくらいに、人と向き合うことが必要）
・広い視野を持つこと、様々ことを経験すること、「つながり」を大事にすること　が大切

パネルディスカッションでは、岩見沢教育大学の能條先生のコーディネートで、仕事をするモチベーションや、今まで経験したなかで、達成感のあったこと、悔いが残ったことなどをお話しいただきました。

パネルディスカッション終了後は、個別質問タイムが設けら、これから就職を目指す皆さんには、現役職員の方のお話を聞ける貴重な機会となっていました。

連続セミナーは全５回、現在、第３回まで終了しています。第４回は「企業の自然環境保全」（1/27）、第５回は「自然環境に関わるNPO」（2/22）となっています。ご興味のある方、是非ご参加ください。