【参加報告】環境広場さっぽろ2015
平成27年7月31日(金)~8月2日(日)アクセスサッポロにおいて、道内最大級の環境イベントが開催されました。産学官民の環境保全に関する取組を発信し、来場者がエコライフを実践するための情報を得て、行動につながることを目指すイベントです。出展団体は、産学官民すべての分野からの57団体!ブースだけではなく、ステージイベントやエコカーに触れるコーナーなど、幅広い年代の方が楽しめるイベントとなっていました。
環境広場さっぽろは、1997年から開催され今年で18回目です。近年、来場者数は減少傾向でしたが、今年は3日間の合計来場者数は30,210人と回復をしました。ファミリー層にターゲットを置くなど今までより明確な内容を出展者に伝えしたり、配布チラシをA4両面から新聞のようなものにしてイベント内容をわかりやすく伝えたり、という取り組みが来場者の増加に繋がったとのことです。
8月1日(土)に参加をしましたので、当日の様子をご報告します。
●出展団体について(10のテーマ)
・エコライフスクエア(日常生活で実践できるエコライフ情報を提供)
TORAY(トウモロコシの繊維を利用したシカ柵。土に埋めると分解されるそうです!)
・リサイクルスクエア(電池のリサイクル、ごみの減量方法などリサイクルについて)
(株)マテック(創業80年。ごみの分別についてのゲーム)
・エコ技術スクエア(企業が開発したエコな技術について)
シナリー化粧品(「脱石油」化粧品には石油が多く使われることをこの時知りました)
・再・省エネルギースクエア(エネルギーの節約方法や次世代のエネルギーについて)
パナソニック(株)エコソリューションズ社(次世代の自宅のエネルギー管理であるスマートHEMS紹介)
・北海道市町村スクエア(環境保全の取組が積極的な市町村の紹介について)
・環境横丁(環境分野のNPOや大学の取り組みについて)
後志地域生物多様性協議会(後志地域の豊かな環境を保全するため、4年前から協議会を立ち上げ、昨年後志地域地域連携保全計画を策定)
室蘭工業大学 環境科学・防災研究センター(埋まっている石炭の新たな活用方法などについて研究)
・資源回収・PRコーナー(スマートフォンや古衣料などの回収について)
・体験教室(夏休みの自由研究のためにエコな視点の工作について)
・屋外会場(クリーンディーゼル車やはたらく車などについて)
・ステージイベント(北海道COOL CHOICE大作戦のPR、ゆるキャラによるエコ○×クイズについて)
EPO北海道も環境省北海道地方環境事務所のブースにESDのポスター展示と北海道版ESD環境教育プログラムを配布させていただきました。少しでも多くの方にESDをお伝えできていれば幸いです。
出展者の皆さんは、ご自身の活動を来場者にお伝えしたいという想いから、クイズ、実物の展示、ゲーム形式などで楽しみながらエコについて学ぶことができように工夫されておりました。私自身も多くのことを勉強させていただきました。EPO北海道も参画する環境中間支援会議・北海道では、環境ナビ☆北海道から道内各地の環境イベントを発信していますので、是非ご覧ください!