CSR

CSR(企業の社会的責任)

CSR

 

Corporate Social Responsibility 「企業の社会的責任」

行政、政府セクターの機能縮小が進む一方で、社会的な問題に対して企業に対応して欲しいという期待が高まってきています。このような企業の社会問題への取り組みをCSRと言います。どのような形で取り組むかは様々で、統一した見解はありません。CSRについて日本では利益を目的としない慈善事業(寄付、フィランソロピー)というイメージが強いようです。

しかし本来CSRは、現在の社会問題に社員が気づき、自らの日常的な事業活動の中に取り込んで行くことだと言われています。つまり「事業を通じた」社会問題への取り組み、ビジネスそのものを社会へ貢献させることがCSRだと言われています。そのような企業が持続することで持続可能な社会(サステナビリティ)の実現にもつながるのです。例えば、ちょっとした工夫で資材の無駄を省く、ゴミを削減するなど、これらは限られた資源を長持ちさせ事業の持続性を高めると同時に環境への負荷を減らす取り組みになります。このような取組は大企業に限った話ではありません。CSRは全ての企業に関係のある話であり、顧客や取引先への印象、社員の意識向上などにも影響する、企業成長のための鍵に成り得るものなのです。

 

参考Webサイト

  • 環境省 環境配慮経営ポータルサイト

 http://www.env.go.jp/policy/keiei_portal/index.html